
絵のタイトルは、「時の流れに身をまかせ」です。
運をつかんだのでしょう。
縁があったのでしょう。
時は、永遠でもない、一瞬でもない。
今日のタイトルも、「時の流れに身をまかせ」です。
還暦の同窓会でのこと。
「あなたは、どこの高校にいったの」と聞かれた。
私は、「あなたと同じ高校で同じクラスだったよ」と答えた。
どちらも、はにかんだ。
私達が暮らす家は、80m2の平屋(2LDK)と納屋(32m2)です。
必要な資器材は、すべて納屋の棚に収納している。
季節ごとに必要なものを取り出し、納める。
家の3方が窓で、庭に面して縁側があり、玄関を入ると真ん中に廊下がある。
家より広い庭と田舎道の境に、杉、ベニカナメと金木犀の生け垣がある。
カーテンを開け放ち、網戸だけで風を通す。
家中、包み隠さず開け放つ。
居間には、固定の机(ぶなの一枚板、島の宮大工の棟梁が脚を作った)だけが居間にある。
他には、出っ張る物は何にもない。
いつも、旅館のごとく。
布団は、毎日上げ下げする。
二人でちんまりと暮らす。
この人のために生きようかな。
そんなことが有っても良いではないか。
この頃、そう思う。
2023年6月3日