故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

できることをやる

2021-10-22 06:41:41 | よもやま話

絵のタイトルは、「そばを作る人」です。
道行く人誰もが、こんな山奥で作らなくても、
麓の平らなところがいっぱい余っていると勧める。
寒くても険しくても、ここで採れたものが美味しい。
どうしてかなと、自問自答する。


耕して 広き畑に 葱一つ

汚点のない人生など、ないと思っている。
失敗のない事業もない。
誰もがこけている。

今日のタイトルは、「できることをやる」です。
やることが山積みな上に、引っ越しのエンディングにつれ、さらに行事が増えていく。
里芋を掘り、小豆を収穫し、残っていた牛蒡を掘った。
里芋を風に当て、小豆のさやを剥き、ゴボウを洗う。
私達は、収穫したほんの少しを口に入れる。
あとは、みんなあげることにしている。

今日からは、トロ芋を掘ってみる。
寒くなって、甘みが増す頃に掘るのがよいのはわかっている。
でも、もう時間がない。

こまごまとした片づけとゴミ出しが山のようにある。
山に捨て、クリーンセンターに持って行く。

身体がきしんでいる。
誰もが、今日は休もうかなと思う。
楽をしてもいいんだよ。
幸せになっても良いんだよ。

仕事だから、学校だから、デイケアだからと腰を上げる。
みんなが、「できることをやる」と頑張っている。
それでよい。
それしかない。
生きているんだから。

2021年10月22日
コメント
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