絵のタイトルは、「想いの丈」です。
楽しいことは上を見、辛い時は下を見る。
少女の視線は、平行線です。
想いを楽しんでね。
身一つ 枯野に朽ちて せいせいだ
引っ越しは容易ではない。
今日のタイトルは、「秒読みの引っ越し」です。
カフェの片づけは8月から始め9月中に終わった。
住む家は、9月から始め10月になるも終わらない。
暮らしに必要なものを2回運んだ。
畑の収穫を終えるのが、10月になった。
2.5反の草を刈り、耕して終わる。
剪定した木や竹をクリーンセンターに運ぶ。
カフェの前オーナーが残した残置物をクリーンセンターに運ぶ。
片付けた場所に、同じくオーナーが残した空き家の食器類を洗って収納する。
次のカフェ利用者が使ってくれたらよいと願う。
住む前と住んだのちの残置物(ふとん、服、ごみ等)をクリーンセンターに運ぶ。
粗大ごみの申請をし、業者に渡す。
これからも、2回荷物を運ぶ。
住む家の修繕に立ち会う。
この地でお世話になった方々に挨拶をする。
都会の友人に収穫物を送る。
近くにある空き家の整理が進まない。
必要なものとゴミの選別に日数がかかる。
草取りは2週間ごとであり、剪定も年に数回やらなければならない。
業者に依頼すると、数百万近い金がかかる。
躊躇していると、空き家の評価額は年々下落する。
さらに、モチベーションが下がる。
私達の引っ越しは、トータル4カ月に及ぶことになった。
引っ越してきたときも、5カ月をかけた。
残置物の片づけ、家の修繕、庭と畑の再生に時間と金がかかった。
サラリーマン時代の引っ越しとは、大きく違った。
引っ越す先でも同じことが繰り返される。
引っ越し貧乏の醍醐味を味わう。
断捨離ができてよいことではある。
楽しもうと思うものの、「秒読みの引っ越し」は重くのしかかる。
明けぬ夜はない。
やるしかない。
2021年10月21日