故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

逡巡

2019-07-28 04:01:08 | プロジェクトエンジニアー

タイトルは、「笑う女」です。
出会った時の喜びを忘れてしまう。
これでは情けない。
磨き上げなければ。


誰も期待していないのに、萎縮したり緊張をする。
普段通りのプレーができない。
前に進もうか、ここらで一休みしようか迷っています。
若い時のできないかもしれないという不安。
身体が言うことをきかなくなってからの不安。
3年先の約束(保証)をためらっています。

できることを、できるときにすればよい。
できることは、年々少なくなってきたように感じています。
やれば、かかれば何となくできそうなんです。
時が重くのしかかってきます。
周りの気がかりにかまけてばかりで、本丸に行けないような戦闘状態です。
言ってみれば、日々生きることで精いっぱいです。

都会で会社員をしていた頃も同じでした。
ということは、年齢には関わらないことなのです。
できないことを棚に上げて、応援とか社会の仕組みだとかに不満を持つ毎日です。

ここにきて三年半が経ちました。
明日やろうとしたことを、誰かが担当だと決めていたことをやれるようになりました。
ごみを見て見ぬふりをして通り過ごしていました。
今は、今だけと拾えるようになりました。
積もり積もって片づけるのが怖いのかもしれません。
ごみに埋もれるのが不快なのです。

今の悩みは、さらにゴミの山を目指せないことなのです。
ここにきて、半年間毎日空き家のゴミを捨て、荒れた土地を開墾し、伸びた庭木の剪定をしました。
捨てられていたカフェを、これも半年間かけて再生しました。
今は、カフェの周りの空き家の草刈をしています。
二週間も経つと、同じ場所の草刈です。
見かねて空き家の梅の木を剪定しました。
剪定までは勢いでできました。
伐った草や枝の片づけができないのです。

戦線を拡大したのかな。
草刈も片づけも仕事と思っていました。
仕事だから苦労するのは当たり前でした。
仕事ではなくなってからができなくなりました。
炊事、洗濯と掃除で精いっぱいです。

この地をよくしたい。
素晴らしい暮らしや営みを知らせたい。
この感情を維持したり、湧き立たせるものは何でしょう。
放置された畑や山の道を整備したい。とにかく風を通したい。

できないことを数えるのをやめにしなければならない。
残されたできることを評価しよう。
進まないけど、少しずつ陽の光が届くようになっています。
この辺りの方は、一雨ごとに伸びる草との競争だと言われます。
生きている限り、やめられない。
きっと、こんなことが与えられた仕事なんでしょう。

人にやらせてなんぼ、ではないのです。
自ら汗をかくしかないのです。

業の種 こさえて腐り 浮気した

2019年7月28日

<<投稿後>>
モチベーションの維持が、目下の課題です。
弱気になると、人を貶めようとします。
自らが偉くなることはないのです。
それでもそうする自分を恥じる。
(筆者)
コメント
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