かじる生姜です。
今日のタイトルは、「時が流れる」です。
梅の花と桜の花を同時に楽しめた。
もうつつじが咲いている。
ミツバチが、つつじの花の回りで羽音を立てている。
草は、日増しに勢いを増している。
根を生やす前に抜けば、簡単に抜けたのに。
季節の移り変わりの速度が速いようです。
横浜や東京で30年間を過ごしました。
季節感までが、いつの間にか脳に摺り込まれていました。
報道の中心は、東京でした。
併せて、時の流れも東京中心だった。
季節の移り変わりが、この地では鮮明です。
東京や横浜では、季節の移り変りに興味を持たなかった。
生活に影響がなかった。
都会には、季節に関わりのない人工的なものが多い。
気づけば、日常の会話に季節の話題が多い。
水栓が凍った。
霜が降りた。
山菜を採ろう、今度はタケノコだ。
苗を植えよう。
みるみる風景が変わっていきます。
畑に落ちたひまわりの種が芽を出しました。
植物が伸びる音が聞こえてくるようです。
草虫の臭いを感じます。
庭に、畑に出ずにはいられない。
カフェの裏の畑に、ヒマワリを植えるスペースを作らなければならない。
昨年この地に来た時、野菜を植えるために、荒れた畑を山際まで開墾しました。
生きた篠竹の根は強かった。
カフェの裏の畑で、同じことをしています。
昨年篠竹を切っていた分、根がおこしやすくなっています。
私の仕事は、地域おこしです。
「昔はこうだった」から、「昔からこうだった」に変える仕事です。
現場から現場に移り、これをやってきました。
今回も同じことをするだけです。
土に芽が この前植えた 種いもの
2017年5月10日