故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

時が流れる

2017-05-10 07:10:04 | よもやま話

かじる生姜です。


今日のタイトルは、「時が流れる」です。

梅の花と桜の花を同時に楽しめた。
もうつつじが咲いている。
ミツバチが、つつじの花の回りで羽音を立てている。
草は、日増しに勢いを増している。
根を生やす前に抜けば、簡単に抜けたのに。

季節の移り変わりの速度が速いようです。
横浜や東京で30年間を過ごしました。
季節感までが、いつの間にか脳に摺り込まれていました。
報道の中心は、東京でした。
併せて、時の流れも東京中心だった。

季節の移り変わりが、この地では鮮明です。
東京や横浜では、季節の移り変りに興味を持たなかった。
生活に影響がなかった。
都会には、季節に関わりのない人工的なものが多い。

気づけば、日常の会話に季節の話題が多い。
水栓が凍った。
霜が降りた。
山菜を採ろう、今度はタケノコだ。
苗を植えよう。
みるみる風景が変わっていきます。

畑に落ちたひまわりの種が芽を出しました。
植物が伸びる音が聞こえてくるようです。
草虫の臭いを感じます。
庭に、畑に出ずにはいられない。
カフェの裏の畑に、ヒマワリを植えるスペースを作らなければならない。

昨年この地に来た時、野菜を植えるために、荒れた畑を山際まで開墾しました。
生きた篠竹の根は強かった。
カフェの裏の畑で、同じことをしています。
昨年篠竹を切っていた分、根がおこしやすくなっています。

私の仕事は、地域おこしです。
「昔はこうだった」から、「昔からこうだった」に変える仕事です。
現場から現場に移り、これをやってきました。
今回も同じことをするだけです。

土に芽が この前植えた 種いもの

2017年5月10日
コメント
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