テレビで河津桜が咲いていると報道があったので、
板橋区内にある一本の河津桜がどんな状況か見に行った。
それは十度の宮と言って、洪水が十度あったけれど、
流されなかった神社(氷川神社)の隣にある駐車場の一角。
十度の宮の前から前方の駐車場を見ると、
見慣れた河津桜どころか、
木一本も見えない。
駐車場になって、車が一台止まっているだけ。
駐車場の所有者が子供に受け継がれ、
子孫は駐車場の効率を求めて、
河津さくらを切って駐車場を二台分増やしたに違いない。
わずか一年の間に変わってしまった。
以前は桜の時期には、ご近所の方々、
ボクのように早春を楽しむ方々が、
楽しんでいたのに残念なことでした。
考えを巡らせて、
最近は散歩の道路を変えて歩いているが、
以前歩いていた道路の脇に河津桜があったのを
思い出した。
以前は偶然さくらを見つけて、
家の前の桜の写真を撮っていたところ、
玄関が開いて年配の女性が出てきた。
「写真を撮らせて頂いております。」と話すと、
「亡くなった主人が植えたものです、
どうぞ良い写真を撮ってください」と言われた。
振り返ってみたら2019年のことだった。
(河津さくらをクリックしてご覧ください。)
残念でしたね。