表題の「リンゴよ!お前もかっ!」は、
「ブルータス! お前もかっ!」
シェクスピアの悲劇 「ジュリアス・シーザー」の中の、
有名なセリフではない。
寒暖差が、夏と秋でなく、冬と夏の所為で、
寒さで葉が落ちて、実まで落ちた。
そのあと夏が来たので、
リンゴの枯れ木に花が咲いた。
(枯れ枝のリンゴの木)
(後で夏の気温となって花が咲いた姫リンゴの花)
ついこの間「しだれ桜」が、
間違って咲いたのを記事にしたばかり。
今度は姫リンゴの花が咲いた。
姫リンゴは初夏の花だ。
秋に咲く花ではない。
そこで冒頭の
「リンゴよ!お前もかっ!」
と言うことになった。
今年は冬が厳しくなると、
気象予報士は語っているのだが・・・
どうなることでしょうね。
ウクライナとロシアの戦争で、
原油やLNG不足で電力・ガスが不足し、
使用制限がささやかれています。
暖房が出来なくなるかも知れないと、
騒がれているのですが・・・
古女房を抱いて、布団にくるまっていましょうか・・・
我が家の暖房はガスか電気ストーブだけで、
薪ストーブはなく、まして囲炉裏はない。
電気・ガスが止まってしまうと、
風呂は沸かせないし、第一食事さえ作ることが出来ない。
山奥の誰も手を付けない一軒家でも買いましょうか?
薪で、お湯を沸かせば風呂にはいれるし、
囲炉裏に薪をくべれば暖かい食事の用意はできるし、
さあ、どうしましょう・・・
これが戦争です、
戦いの現地だけでなく、
後方の国民全員に降りかかってくるのです。
草の根を採集して、
せめてもの色どりに、
コメの配給も無くなった我が家の食卓に、
水ばかり多い雑炊。
これが最大のご馳走になります。
さて、どの草が食べられる草ですか?
コメも麦も手に入らない時、
どうしますか?
その辺にうろついている飼い主が放棄した犬を、
たんぱく源に出来ますか?
それでも国民は生きていかなければなりません。
風呂も何日も入れません。
そんな生活が待っています。
それが戦争です・・・
「リンゴよ!お前もかっ!」の
表題の後ろには、
こんなことが考えられていたのです。