楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

香港A型 influenza(2)      

2012年01月31日 19時45分52秒 | つれづれなるままに考えること
病院の待合室で2時間ほど待たされたことで、
influenzaに感染してしまった我が家のカミサン、
高熱でふうふう言いながらA型の診断を受け、
何年か前にインフルエンザが流行ったときに買い置きしたマスクが、
やっと陽の目を見た。

マスクは主治医が菌の採取を済ませても、
診察が終わっても、会計が終わっても、
家に帰るまでは必ずつけておくように言われたので、
言いつけを守ってマスクをつけたまま戻ってきた。

医者はインフルエンザが家でも移らない様注意せよと言うが、
「老夫婦二人の家庭で、一方に移らない様にするにはどうしたらよいですか?」
とカミサンが聞いたら、返事が出来なかった。

(マスクをして、うがいをよくして、手を洗う。)
そんなことしか答えられない。
家の中で食事をするときに、50cmも離れないでいるし、
寝ているところは、同じ部屋の1mも離れていない所にいる。
これで移すなと言うだけ無理である。

食事中はマスクしたままでいたら、飯は食えない。
マスクを外せば、咳がでて如何に横を向こうと、
菌は飛び散ってしまう。
メシの用意はマスクしたままでも、
盛り付けしたり、配膳したりする間の、
菌の飛び散りを押さえることは至難の業である。
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香港A型

2012年01月31日 17時09分46秒 | つれづれなるままに考えること
香港A型で、思い出すのは大型客船である。
何年も前に乗った豪華客船にチェックインするとき、
身体の健康状態をチェックするシートを手渡され、
イエスかノーかチェックを入れるシートを渡された。

パスポートナンバーやら名前を記入し、
十数個のチェック項目があって、
そのすべてにノーを入れるのであるが、
その中に
・過去一習慣以内にFluに罹りましたか、
と言う質問があった。「Flu」が分からず、
そこでペンが止まって思案していた所、
米国人の係員がやってきて、
「どうしました?」という。
「このFluの意味は何ですか?」と聞くと、
「インフルエンザのFluのことです。」という。
何のことはない。
すべての項目の「No」欄にチェックを入れて終りにした。
生まれて以来Fluに罹ったことはないからだ。

前置きが長くなったが、
カミさんが胃がん検診の結果「要再検査」の結果通知が来て、
1/19日に「再検査」の結果を聞きに行ったところ、
病院は超満員で、二時間も待たされたと嘆いて帰ってきた。
その時、インフルエンザに罹ったらしい。
めったに風邪も引かない元気者のカミサンが珍しく、
1/21日夕刻に「頭痛」すると言う。
翌22日は日曜日で、月曜になったら病院へと考えていたら、
熱はぐんぐん上がって39度になった。
市販の風邪薬と熱さましのアスピリンを飲んで、
「風呂はやめろ」と言うのも聞かず入って、
寝てしまった。

翌朝、診療時間を待って医者に見てもらうと、
「ここへ来るまでマスクをしてきましたか?
診察中もずっとつけたままでいてください。」
と言われて、鼻から菌の検査棒を突っ込んで、
「五分お待ちください。」という。
すぐ呼ばれて診察室に入ると
「香港A型です」という。聞きなおすと
「インフルエンザです」という。
「罹らないように予防接取しましたが・・」
「予防は全く罹らないと言うわけではありません」と言われて、
感染ルートを根掘り葉掘り聞かれたらしい。
上述の病院の話をすると納得したようであった。

(つづく)
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