2か月くらいになると、少し生活が落ち着いてきて、
ちょっと何かすべきなのでは?と思ってしまうことがあるようで・・・
ときどき、この時期にやっておくべきことってなんでしょうか?と
真剣に聞かれて、言葉に困ることがあります。
おっぱいミルクをあげて、気持ちよく過ごせるように服や環境を整えて、
おむつを換えて、泣いたら抱っこして、お風呂に入れて・・・という赤ちゃんのお世話。
そして、買い物・洗濯・掃除・・・やることはいっぱいなのでしょうけれど、
何かしてあげないといけないのではないかと心配なのは、
子どもが大事で、後でやっておけばよかったと後悔するんじゃないかってことなんでしょう。
よく「ニーズに応える」といいますが、
赤ちゃんの要求に応えて、機嫌よく過ごせるようになると、
とたんに何をすべき?って思われる方もでてくるようで。
いろんな刺激をあげるべき?
英語を聞かすべき?
ベビーマッサージをするべき?
何かをしてあげたいって思うことはいいことかもしれないけれど、赤ちゃんにも好みはいろいろだし。
反応がいいことも悪いこともありますし。
すべきことは、気持ちよく過ごせるようにすることが基本。
あとは、お母さんが気持ちよいと思うことをする、お母さんが楽しめることをする、
お母さんが生き生きすることが赤ちゃんにもいい影響があると思います。
何をすべきと、一律に答えられないように思います。
一つ言えるのは、お母さんは外に目を向けるよりも、
あの人がやってるから私もとか
これするとこうなるからっていうから(育児雑誌の知育系の宣伝はよくいう)とか。
そんなことよりも、赤ちゃんのサインに応えてあげるということではないかなと思います。
お母さんに笑いかけているのに、反応しないでいるのは残念だな・・・と感じることもあります。
赤ちゃんもそれそれですから、お母さんへの要求もそれぞれですが。
その要求をキャッチしてあげるととてもやりとりが楽しくなりますよ。
子どもができるようになったことを見つけて、子どもがお母さんに投げかけてくることに応えてあげるのが一番ではないかなと思います。
お母さんはやることがいっぱい。
考えることもいっぱい。
そして、悩みごともいろいろ・・・
でも、子どもに反応すると、さらなるサインが出てくるんですよ。
素敵だなぁというママと子を二人見ていると、すごくお母さんがキャッチしてることが多いなと感じます。
それは、誰にどう思われてもいいやって感じのオリジナルなあやし方だったり、
自作の歌だったりすることも・・・
外に目を向けるよりも、赤ちゃんを見て、赤ちゃんの望むものを探すのがいいと思います。
マニュアルなんてないけど、自分らしいあやし方で赤ちゃんとの時間を楽しんでいる人って、
赤ちゃんとの時間をとても楽しんでいるように見えます。
何かしないといけないことは、
おっぱいミルク(食)寒くなく熱くなくお部屋(住)や衣類に気を付ける(衣)
当たり前のことを当たり前にできてたら、
後はオプションで、自分が楽しめることをしたらいいと思います。
こうすべき、というよりも、これをしたい、で判断したほうがいいでしょうね。
楽しくストレスなく、というのが、お母さんにも大事です。
後は子どもの喜ぶサイン子どもが周りに出している働きかけをキャッチしてこちらも反応してあげる。
そういうやりとりが楽しめるといいですね。
なんというか、そういうやりとりって、どんどん双方が働きかけがエスカレートというか、
深まっていって、すごく幸せそうです。
一番大事なことを伝えているってことだと思います。
「楽しんで生きていこうね」
「楽しいこと・うれしいことがいっぱいだよ」
「あなたが大好きだよ、大事な大事な宝物だよ」ってこと。
赤ちゃんには何をすべき、ということはあまりなくって、
(あ、もちろん、快適な衣食住と、生活リズムは大事ですが)
お母さんが生きていることを楽しめているかということは、とても大事な要素だと思います。
2~3か月だと、まだまだ必死という人もいるかもしれませんが・・・
お母さんが楽しめる生活をということも、大事なことです。
子どもが大事で、自分を後回しにしすぎないように・・・
自分にゆとりを持てるようにするのは子どものためにもなります。