駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

リンゴ・スターの持ち歌

2014年09月19日 | オールドミュージック
オレも大好き、みんな大好き、ザ・ビートルズのリンゴ・スターの持ち歌についてのお話です。
上手いとか下手とか、そんな評価はどうでもいいです。
ほっこりと、そう、人間味溢れる愛される歌声。
ビートルズバンドのドラマーなら歌わなきゃと思って何度も聴き込み、その真似をしてみると、その奥深い魅力にやられちゃいます。

ザ・ビートルズの公式アルバムの中で、リンゴ・スターがリードボーカルをとる曲を数えますと、11曲あります。
ビートルズのライブコンサートでは、1回のステージごとにリンゴさんが1曲歌う、というパターンだったようですね。
それと同じように、アルバムを発表するごとに、リンゴの歌が1曲聴けるというのがパターンですが、残念ながら入っていないアルバムもあります。
公式アルバムの発表順に確認してみましょうか。

1.「Please Please Me」から、「Boys=ボーイズ」
若々しくて張りがあっていいですね。1963年録音だからリンゴさんはまだ22歳。若々しいはずだ。
リンゴさんの代表曲です。なんとこの曲、オールディーズの名曲シュレルズの「ウィルユーラブミートゥモロウ」のB面曲だったものをカバーしたそうです。

2.「With The Beatles」からは、「I Wanna Be Your Man=彼氏になりたい」
ボーイズと並んでライブには欠かせないロックンロール。
ビートルズのオリジナル曲。ジョンとポールの共作です。

3枚目のアルバム「A Hard Day's Night」には残念ながら入っていないんですよね。

3.「Beatles For Sale」からは、「Honey Don't=ハニー・ドント」
カール・パーキンスの曲をカバーしています。元々はジョンのレパートリーだったそうですね。

4.「Heip!」からは、「Act Naturally=アクト・ナチュラリー」
カントリー曲のカバーですね。リンゴはカントリーが好きみたいですが味があって、歌が上手いんです。歌詞は映画スターになりたいという歌で、後のリンゴそのものだったんですね。

5.「Rubber Soul」からは、「What Goes On=消えた恋」
ジョンとリンゴの共作なんですってね。ジョンが昔書いた曲をリンゴさんが補作して、リンゴ初の作曲者として発表された曲と言います。
これもカントリー調で軽快。前にも書いたんですが演奏しながら歌うのが難しい。テンポが193と速くてハットを8分で打ちながら歌うのがしんどい。ムズイです。

6.「Revolver」からは、「Yellow Submarine=イエロー・サブマリン」
ポールの作品で、楽器と言えるのかどうか、いろいろな鳴り物を持ち込み、いろいろなゲストが参加してコーラスを録音したそうです。

7.「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」からは、「With a Little Help from My Friends=ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」
ジョンとポールの作品。歌い出しのコーラスが「BBC」と歌っていると思っていましたが、どうやら「ビリー・シアーズ」らしいと知りましたが、意味不明。。。
「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の曲続きになっており、架空のなんらかの名称と思われます。
この曲は、われらザ・スターキーも演奏しています。

9枚目のアルバム「Magical Mystery Tour」にも入っていません。

8.10枚目のアルバム「The Beatles(White Album-1)」からは、「Don't Pass Me By=ドント・パス・ミー・バイ」
いよいよ、リンゴさん初の作詞作曲オリジナル。やっぱりカントリー調です。
フィドル(バイオリン)が前面にフィーチャーされて、まさに‘それもん’になっておりますね。
奏者はジャック・ファロンという方だそうです(ネット調べ)(笑)

9.11枚目というか、2枚組の「The Beatles(White Album-2)」からは、「Good Night=グッド・ナイト」
ジョンがリンゴのために書き下ろした曲なんだけど、演奏はオーケストラのみでメンバーは誰も入ってません。
リンゴの優しさがにじみ出ているような優しい曲です。

11番目のアルバム「イエロー・サブマリン」はサントラ盤。
前述の「イエロー・サブマリン」を同じテイクを再録しております。

10.12番目のアルバム、「Abbey Road」からは、「Octopus's Garden=オクトパス・ガーデン」
これもリンゴさんの曲。いい味出しますねえ。タコの庭ですもんね。コップの水をストローでぶくぶくしながら演奏している絵が思い浮かびます。

13番目のアルバム、「Let It Be」には収録なし。もう終盤なので、余裕がなかったんでしょうね。

11.最後は寄せ集めのアルバムとなった「Past Masters vol.1」からは、「Matchbox=マッチ・ボックス」
録音は1964年。例によってカール・パーキンスのカバー曲。4曲入りシングル盤「ロングトールサリー」のカップリング曲だったそうです。


このうち、ザ・スターキーのレパートリーは今のところ6曲です。
もう少し、時間を掛けて増やしていきたいと思います。
そこんとこ、暖かい目で見ていてちょんまげ(笑)
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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さすが (hey3)
2015-08-01 05:47:33
「くじら山こうじさん
詳しい情報ありがとうございます。
でもやっぱりクセで「BBC~!」って歌っちゃう(笑)
返信する
Unknown (くじら山こうじ6916)
2015-07-29 23:52:56
ビリーシアーズはSgt peppersの架空の人物です。
With a little helpを歌っているのは、ビリー・シアーズなんです。
最近「ポールはビリーシアーズなんだ」ってボール死亡説を語ってましたね、リンゴ。お茶目なんだから^^
返信する

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