駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

難聴対策

2019年02月23日 | ドラム&パーカッション
ドラムという楽器を何十年も叩いておると耳がやられます。(毎日じゃないけど)
自分の場合、数年前から左耳の聴力に問題ありと、人間ドックなどで指摘されるようになった。
NHK朝ドラ「半分青い」のすずめちゃんは、幼いころの病気で左耳が聞こえないが、オジサンはドラムで左耳が遠いの。。。
医師からは加齢による衰えと診断されるが、「実はドラムだよ~ん」と胸のうちで言い返す。わざわざ言わないのはオレの控えめな性格ゆえ。(笑)

さて、耳に対するドラム演奏の弊害について考えると、一番衝撃を与えるのはスネアとシンバルの高周波の金属音だと思われる。それに加わるのが、ドラムセットの横で鳴るギターとベースアンプの大音量。
ザ・スターキーは音量はさほど大きくないバンドなので、演奏中に難聴になったことはほぼない。
一方、ソウルフィンガーは大音量バンドなので、R&Rを演奏しているとライブ終盤は耳がやられて「音の塊」になって音程が一切わからなくなることがあって、この頃はその頻度が増している。
演奏中は、ベースを聴きながら演奏することが多い。リズムというものはベースとバスドラとのコンビネーションが大事なので、リズム楽器同志としてお互いに聴きあっているものだ。
けれど、ライブハウスではドラムにモニターがなかったり、もともと低音楽器は音程が取りにくいうえに耳がやられるとメロディがわからなくなり、ギターソロが続くと曲がどこかに行ってしまう。こうなるとただ勘だけで演奏することになってヤバい。
なので、耳の保護のため耳栓を使うことがあって、今までもいろいろ試してはみた。これも慣れないと辛いが、そうも言っていられないので今後は必需品にしようと思う。
最近購入したのがこの音楽専用のイヤーパッド。

ドラムレッスン時に試してみると、ただ音を塞ぐのではなく、高音域を減衰させて、音はちゃんと聞こえながら衝撃が緩和される感じだ。今後が楽しみです。

医師の診断データによると、左耳の中音域に難ありということです。普通は高齢化で高音域から劣化するそうで、自分の場合はそうじゃないみたい。
中音域と言えば人の話し声だ。実は、雑踏の中で会話をすると、明らかに聞き取りにくい。例えば、ライブ会場やBGMの喧しい飲み会などで友人とたわいもない話をすると、意味不明なことがよくあるが、何度も聞き直すのが面倒くさいのでなんでもうんうんと頷いて話を切り上げてしまう。
オレが人前で喋ったり人と話をするのがいやなのは、人見知りというのが一番の要素だが、これも大きな要因かもしれないと、時々思う。
お願いだから、これからオレと話すときは、すずめちゃんみたいに右耳に話しかけるか、大きな声で話してほしい。
いや、それじゃやっぱり完全におじいちゃんだしなあ。。。
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