駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

耳の問題にあとで気付く

2019年06月10日 | 駄日記
昨日の日記で、土曜日のソウルフィンガーのライブはいいことづくめだったと書いた。
けれど、今日になって改めて録音音源を聴いて、こりゃヤバかったと気付いた。
後半のステージで、マズイって思う箇所があり、それが「耳の問題」でした。
以前にも日記で書いたことがありますが、ソウルフィンガーのライブの時に限り、難聴を起こしてしまうことがちょくちょくあります。
起こさない時は、大ホールや野外でのライブの時。会場が広ければ音が回らず、モニターで音が聞き分けられるから大丈夫ですが、小さなお店でモニターなしマイキングなしで、すぐ隣にギーアンとベーアンに挟まれるという条件の時は、このところほぼ毎回起きるようになった。
スターキーのライブでは一度も起きたことがないんですが、音量が違うんですね。
序盤のポップスとか中盤のバラードはいいけれど、終盤にノリノリR&Rが続き、自分のスネアとかシンバル、そして両耳の至近距離でアンプが大音量で鳴り続くと、自分の耳は悲鳴を上げて回路を閉じてしまうんです。
爆音の中では音の塊だけになり、ギターもベースもブンブン言うだけでキーも音程もリズムも取れなくなります。この騒音性の難聴は、若い頃は耐性があったけれど、長年の酷使と年齢と共にだんだんと堪えきれなくなってきました。そこで音楽専用の耳栓を購入して使っていますが、今回はあまり効果がなかった。ショボン。。。

今回のフレンドシップさんのライブでは、2回目ステージの後半戦の2曲がそうだった。
1曲は、ルパン市川のサックスをフィーチャーした名曲テキーラで、アドリブの応酬があって、テーマに戻るところで音の塊になってテーマが聞き取れなかった。これはタイミング的に「もうそろそろか」と思ってオカズを入れてみたら、ほぼぴったりだったので事故にはならなかった。
最悪は次だった。
ギターのリフで始まってドラムとベースが乗っかる「サマータイムブルース」で、ギターのリフが「モコモコ」いう音の塊で曲として聞き取れない。この時は完全に耳がやられた状態で、リフの頭がどこに来るかわからない。でも入らないわけにもいかず勘でリズムインしたが、なかなか曲がすすまないと思ったら、やっぱり裏で入ってしまっていた。
とっさにアキラ君が強引に歌い始めてくれたので曲が始まって助かった。そのままちゃんと曲が終われたので大丈夫だった気がしただけで、後で聴いたら事故っていました。その時、自分は聞こえていないので知らないままだったんです。

まるで赤信号が見えずにわたり始めてしまうようなもので、起きてから気が付く事故というわけです。
耳栓対策がダメだったので、次はどうするか。補聴器かイヤモニか。考えはしているけどいずれもど高い。
それともいよいよ引退か。切実な問題です。
コメント (2)
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