どうにも止まらない時がたまにある

突然鰻が食いたくてたまらなくなった。
ＴＶでたまに高級鰻料理店のうな重「松」5,800円などを見ても、住む世界が違うと思うだけで食指が動くことはないのだけど、ある日突然食いたくてたまらなくなり抑えきれない。
心の底から湧きあがる「我慢ばかりしている人生、たまには贅沢したっていいじゃないか！」という魂の悲壮な願望に、なんとかして答えてあげたくなることもあるんであります。
そしてオレは、近隣スーパーの5％オフの日などを確認したうえで、一尾1,980円の愛知県一色産ウナギかば焼きと、隣の禁断の「中国産」1,080円のパックを眺めつつ、しばしため息をつくのである。
夢の国産鰻。やっぱ高いのう。。。
安全安心＆プライドを取るか、財布の安定＆妥協を取るか。。。

オレには家族がいる。
一人で愛知産1,980円を食うためには、大食いの子供たちに隠れてこそこそと食わなければならず、さりとて子供たちの分まで購入するならば、3尾5,940円となり、ＴＶで見た高級鰻店のうな重松と同じである。
しかも、食ってしまえばうなぎはウナギ、同じではないのか。中国産はいやだけれど、だが今どき毒が入っているわけではなかろう。なんたってここは天下のイ〇ンだぞ。これなら半額で済むではないか。

というわけで、自分が選択したのは中国産1,080円を2尾。〆て2,160円+消費税。しかも5％オフで（笑）
結果としてはセコイんであります（泣）
しかし子供たちとシェアして食ううな丼は美味いのです。

言い訳をひとつだけしたい。キリッ！
オレは子供たちに伝えたかったのです
「食い足りず　それこそ明日への　ハングリー」
頑張って、将来しっかり稼ぐのだぞ。