駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

囚われずに

2016年04月18日 | ザ・スターキー
4月18日(月)
今日、通勤の電車の中で土曜日のザ・スターキーのライブ音源を聴いてみた。
こんな時だけは長い電車での時間がありがたい。
ただウトウトとしながらなので、細かいところまではちゃんと聞いてましぇんが。。。
今回のライブはテーマを決めていました。
『音量制限に囚われず』
結果、気持ちよかった~(笑)
ザ・スターキーの目標の一つは、「レコードで聴いたザ・ビートルズ・サウンドを再現したい」ということなので、バランス感覚が難しい。
レコード通りに生演奏するとなると、ドラムは最小限の音量になる。
それは、ジョージ役のトモ君によると、ドラムのスティックは料理に使う菜箸で叩くレベルになるという。
なるほど~。
まあ、言わんとすることはよくわかりますが、実際問題『菜箸』で演奏はできない。
やってやれないことはないが、ドラマーとしての矜持としてどうよって話。
そんなわけで、ここ1~2年は音量との戦いに明け暮れたというわけです。
奏法を変えたりスティックを替えたり、結果は結構なストレスという副産物を産んだりして。。。
そこで、今回は音量を制限しないで、原点に返ってみることにしたわけです。
要するに「楽しく叩く」ってこと。
結果、音量はでかくなったと思いますが、バラードなどは意図して音量を目いっぱい下げるので、逆にメリハリがついたとも言えます。
さらに、お客さまの反応がやっぱり一番いい。
音量バランスはレコード通りじゃなくなっても、レコードの音色は生ドラムをスティックでスネアやタムを鳴らし切るサウンドだもの。
ロックンロールって、遠慮しないものだもんね。
今まで、どうにも自主規制し過ぎていた気がします。
この感じ、忘れないようにしたいもんです。
いろんなチャレンジを繰り返していますが、ひとまずはいい感触を得ました。
コメント
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