駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

リーゼント考

2015年04月15日 | 駄日記
4月15日(水)
昨日の日記、ジョニー大倉さんの音楽葬のニュースを見て、思いついたことを書きました。
いつものように、お酒を飲みつつ昔を思い出したりしていたわけですが、本当は、一番書きたかったことはキャロルの思い出話よりも、ジョニーさんの若きし頃のリーゼントがあまりにカッコ良かったってことが言いたかったんですが、話の方向がずれちゃいまして。。。
オレ、昔、名古屋の男子寮に入った頃があります。
その時の先輩の部屋に、キャロルの、いやジョニー大倉さんのブロマイド、というよりも雑誌の切り抜きが貼ってありました。
小さな白黒の写真でしたが、デビューした頃の若くてものすごくとんがった頃のジョニーさんの写真でした。
長めのリーゼントがメチャクチャかっこよかった。
その先輩も真似していましたが、先輩も背が高くてすらっとしていて、よく似合っていました。
先輩は二十歳過ぎぐらいで、音楽はやっていませんでしたが、憧れていたのがよく分かりました。
そんなあの写真を思い出したのが、昨日の記事に書いた音楽葬の写真。

黒い革ジャンが流行りました。
「不良」がトレンドだったんです。
なぜなら、時代がみんな若くて高度成長で、人に溢れて大人にせかされて、働く若いみんなが反抗期だったんです。
「既成のものをぶっ壊せ」みたいなパンクな生き方に賛同するみたいな、それが新しい気がしていた。
てかてかのリーゼントは、ファッションであると同時にそれがツッパリの象徴で、「とんがってるぜ」という意思表示でもあった。

オレもリーゼントは好きなんですが、実際に自分でやり出したのは30過ぎてオールディーズバンドをちゃんとやりだしてから。
それまではちょっと離れていたところから、斜に構えて見ていた方でした。
精神的にガキなので、商業的なバンドで営業ふうじゃないと、照れちゃってやってらんないって思っていました。
でも、いっぺんやりだしたら案外とハマって、ライブには率先して髪を上げたかったりしてね。

さすがにこの歳になると、上げたくても髪が少なくなっちゃって、かえって痛々しくなっちゃってね。。。
やりたい時には髪はなし。
孝行したい時には親はなし。
失って、はじめて分かる親と髪のありがたみ。。。

オレが今、いちばんかっちょいいリーゼントと思うのは、やっぱアキラ氏じゃないかん?

イェ~イ!
コメント
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