駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

パッションって何だ?

2013年10月28日 | 駄日記
10月28日(月)
また忙しい月曜日が始まりましたよ。
普通に、月曜の仕事は忙しい。
休み明けだもんね、覚悟の上であります。
仕事なんてのは、冷静に淡々と処理をするのが正しいやりかた。
変に気持ちを入れちゃうと、仕事の出来に格差が生じてよくないと思うのであります。
顧客AさんとBさんで誤差が生じるのはトーシロの証拠。
プロは満遍なく、誤差なく完璧で当たり前。
やはり「仕事」として金を稼ぐ以上は「プロ」意識がないといかんと思うのであります。
プロの道は遠く厳しいもんですが、昨今のこの我が国ニッポンが、それを忘れておるではないのかと思うのだ。
賃金の安い「バイト」だけ使っておいて、ろくに教育投資もせずその仕事っぷりに「プロ」を求めるなんてのは、雇う側に甘えがあるわけで、結果は例のツイッターなんかのおバカ投稿にも表れています。

ここ数年「パッション」という言葉をよく聞くんだけど、意味としては「情熱的」ということで使われています。
NHKなどを見ていても“成功者のコメント”ぽい発言の中に、「大切なのはパッションだ」みたいな岡本太郎ばりの熱いありがたいお言葉があったりしますが、何だかオレはしらけます。
2006~7年ぐらいかな、お笑い芸人の「パッション屋良」さんがブレイクして、「パッション」って言葉は全国的な知名度を得ました(笑)
でも、オレは単純に「情熱」って、いい方面の意味だけじゃないって思っているんだな。
辞書を引いても、「強い感情」「情念」「(理性と対比した)情感」「かんしゃく」「感情の爆発」みたいに、理性を失ってコントロールの効かない状態を言ってる感があります。
熱くなりすぎた情熱は、時として逆向きの愛情が攻撃的に働きます。
そう、それがDVだとかストーカーなんじゃないですかね。

おれは、そんな極端じゃなくて常識として言う「好きでたまらん」状態が一番大事だと思うんだ。
たとえば、オレは10歳ぐらいからドラムというものに興味を持ち始め、もう既に45年ほど経ってしまったんだけど、ドラムへの愛情は一度も衰えたことがない。
他に誘惑はいっぱいあって、酒、女は言うに及ばず、ゴルフに博打とかいう趣味の世界でもお誘いはいくらでもあったんだけど、結局は好きになれなかった。
「パッション」なんてものはなくても、ただ、家族のようにドラムが好きだっただけで。
でも、所詮はアマの世界なんでえらそうなことは言えなくてね。
これで飯が食えていたら、説得力もあるんだろうけどね。

だけど、これだけは言えると思うんだけど、好きだったら続けられるってこと。
やめたら終わりじゃん。
自分の下手さ加減が分かった上で、冷静にどこが悪いか克服するよう続けたら絶対上手くなるもんね。
「好きこそものの上手なれ」ってね。これも「下手の横好き」の延長線だから。
お互い頑張りましょう!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする