駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

恐怖のひと時・・・

2013年10月02日 | 駄日記
10月2日(水)
昨夜の出来事だった。
仕事帰りの新幹線豊橋駅。
このところ、妙にヤツを見かけるとは思っていたんだ。
例えば、朝の同じホームで・・・
暫らく見かけることはなかったのだが、あいつは、密かに増殖しているようだ。
それは、オレにとっては恐怖以外にはない存在。
出来ることなら、ヤツの存在を知らずにいたい。
ヤツとは違う世界で生きていたい。
できるだけ、触れ合うことのないようにしたい。
近づきたくない。
ヤツの臭いが届かない世界にいたい。

しかし、ヤツはオレを見つけた。
攻撃を仕掛けてきたんだ。

それは一瞬の出来事だった。
ヤツが来た。
新幹線ホームの長いエスカレ-ターに乗りこむ瞬間だった。
ヤツが、「ブ~ン」という鈍い羽音とともに、オレの頭頂部にとまった。
オレの(けっこうきてる、ヤバい)頭頂部にとまったのだ。
オレの(けっこうきてる、ヤバい)頭頂部については、改めて述べるまでもないのだが、オレの、(けっこうきてる、ヤバい)頭頂部にとまったのである。
涙。。。

ヤツは、一瞬オレのけっこうきてる、ヤバい頭頂部にとまったが、オレがヤツとは知らずに違和感を感じて、無意識に左手で払ってしまったので、ヤツは慌てて「ブ~ン」という羽音とともに飛んでいった。
その時間、わずか1~2秒であろうと思うのだが、とんでもない土産をやつは残していった。
あの、鼻が取れそうな思いをする強烈な青臭さである。
潰してしまったたわけじゃなく、触れただけなのである。
そう、ヤツとはこいつ。

カメムシである。
今年は、やけにヤツを見かけるのである。
しかし、まさかヤツに攻撃されるとは思っておらず、そのクソ忌々しさにショックなのであった。

一瞬触っただけであの強烈な臭いに「ヤツ」の仕業を確信したオレなのだが、それよりもオレのすぐ後ろに立っていた旅客が「オッ」という小さな驚きの声とともに、エスカレーターの階段を1段下がったのは当然のことなのかも知れないが、別の意味で「ヤツ」の存在の偉大さを確信したのだった。。。

一方、ヤツに触れて臭いが付いてしまった左手をぶらぶらとさせてほかを触ることもできず、エスカレーターが登り切るのが耐えきれずに駆け足でトイレに駆け込んだオレは、あの同じ色をした緑の強力な洗剤で3回ほど入念に洗浄したのは言うまでもない。
それでも消えないあの臭い、カメムシ、恐るべし。
コメント
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