駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

驚きのテクニック

2012年07月09日 | ブログでレッスン
ビートルズ並びにリンゴさんの研究分野においては、自分はトーシロレベルでありまして、エラソーな事を述べるのはご法度なんですが、何だかんだとしょっちゅうネタにさせてもらっております。
まあ、ちゃんとした研究家からすれば、分かり切った常識を、あたかも「今発見したぜ~」みたいな恥さらしを堂々と世界に向けて発信している厚顔無恥なドラムバカという図式なんでありますが、今夜もその恥さらしシリーズを堂々とお届けしちゃったりして。
申し訳ない。(先に謝っておきます)
図々しくも「ブログでレッスン」カテゴリーでと。へへへ。。。(汗)

さて、ちっちゃいことを気にすんな、ワカチコワカチコ。ということで。。。え、古い?
リンゴさんのドラミングを研究する毎日の中で、改めてすごいなあ~などと感心するフレーズを堂々とご紹介します。
リンゴさんのドラムテクニックについて、「大したことない」などという誤った認識でコピーすると、とんでもないことになるんでやんす。
腱鞘炎になったり、ってオレか。。。上手く演奏できなくて「下手クソ」扱いを受けること間違いなし。
その、腱鞘炎の原因となるのがハイハットの往復ビンタ奏法なんだけど、慣れてしまえば便利な奏法。
しかし、慣れるとすなわちクセになるわけで、どんな演奏にも顔を出してしまって、ビートルズバンドじゃないところでタイトなバラードの6/8に登場してしまうこともある。
きちんと住み分けて利用しないといけませんね。
そこのところ、Youtube何か見ると、リンゴさんはキチンと使い分けていたようです。
ご本人がちゃんと使い分けていたのに、コピーした人間が、そこのマジックにハマってしまっては本末転倒じゃあ~りませんか。
まあ、そこんとこは、嫌味にならない程度に利用して抑えるところは適当にやるのがいいのではと思うわけであります。
って、まだ自分の中で答えが出ておらん。。。
中途半端ですいません。。。

もう一つの驚きのテクニックをご紹介します。
それは、初期の名曲の随所に飛びだす、「高速両手打ち」であります。
これは、普段鍛えてないと必ずコケると言いきってもいいような、単純かつ難易度の高いテクニックですね。
まずは、名曲中の名曲「抱きしめたい」のオカズですが、AメロからBメロへ移るところの、スネアからタムへ移るオカズ。
「タツ・タツ・トトトン・ドドドン」という1小節パターン。
この3拍めと4拍めのフレーズが曲者で、この超限られた短い時間に両手打ちをするわけです。
左手がスネアで、右手がハイタムからフロアへ移動するという動きなのですが、これは左手がよほど強くないと同時打ちにならずにバラバラになりがちです。
これは、左利きのリンゴさんならではのフレーズと言えるのでしょうね。

これと同じパターンで、まさに驚異の高速両手打ちとなるのが、「テルミーホワイ」におけるオカズ。
何と、これはテンポが155ぐらいある中での6連符×2の1小節パターンであります。
正確に言えば、3連符×4なんですが、「ダダダダダダ・ドドドドドド」と6連符の強力な連打が聞こえます。
動きは同じく右手はハイタムからフロアへ移動して、スネアは左手です。
このスピードで、あのハッキリとした音圧を出せるドラマーはそうそういないはず。
リンゴさん、「普段、練習なんかしたこともない」みたいな発言をしておられたと言いますので、どんだけ天才なんだという証明なんですよね。
てなワケで、これを真似したいのにできないドラマーはどうしましょう。。。(泣)
コメント (2)
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