駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

ロックの学園

2010年05月12日 | TVウォッチング
割と見逃しがちなんだけど、TV番組欄を見て気付くとNHKBSで「ロックの学園」という番組の放送中だったりして、急いでチャンネルを合わせるとなかなか見られないライブが観られたりして、思わず心が熱くなったりする。
去年からTV欄で見かけた番組なので、この放送は再放送なんだろうか?
面倒くさいので確認もしていないけど、そうとしてもなんとなく気になるタイトルの番組であり、見たくなる。
しかし、ただ単にチャンネルをBSに変えるのが面倒くさいというのと、ちょうどブログを書き始める時間なので、見ることはあってもあまり真剣に見ることもなかった。
でも、中身は案外素晴らしかったりして、見だしたらくせになりそうだ。
昨夜もそうでした。
全然、最近のJ-POP事情には明るくないので、演奏中のバンドの知識はゼロなんだけど、さすがに天下のNHKの眼鏡にかなったプロのバンドだけにクオリティは素晴らしい。
ロックの変遷みたいな講座もあったりしてためにもなるし、めちゃ面白かった。
今夜は、「ASID MAN」とか「藤井フミヤ」や「怒髪天」のライブも見られて思わず儲けみたいな感じで楽しい。
若者ミュージシャンの汗みなぎるような熱い演奏もいいし、経験を重ねた円熟味のあるロックンロールもこれまた素晴らしい。
オッサンだろうと青二才だろうと、伝えたいことはあるんだ。
心のうちから絞り出すような苦悩も悲しみも、溢れる情熱も煩悩も、どれもこれも一つずつ炙り出したらどろどろと薄汚れた思いかもしれないけど、ステージで汗にまみれて叫ぶ姿は美しく光る。
オレは、ロックンロールは古臭い過去の遺物ではなく、老いも若きも情熱をぶちまけることのできる共通したアイテムとしてとらえているんだ。
年齢なんて関係なく、勝手にかっこつけたらいいと思う。
見るほうも演奏者も、年齢も性別も何もかものお互いの殻を破って、勝手に楽しんだらそれで勝ちなんだと思ってる。
クソ忌々しい平凡な日々の仕事や家事との戦いから逃れて、一瞬だけでも勝手に楽しむことができたら、それがロックでいいじゃないか。
思い切り発散してくたびれ果てて、思い切り寝たら、そしてまた新たにクソ忌々しい世界に戻って戦う。
オレは、それを「ロッキンロール」って呼んでいるんだ。
勝手にしやがれって?へへへ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする