訃報です

バークレーで、マスターの疋田氏率いる「トニーＧＧと素敵なオヤジ達」という音楽好きのユニットのキーボードを担当されていました“ナオミ”さんこと伊藤直美さんは、5月4日逝去されました。
59歳でした。
あまりにも突然のことで残念でなりません。
通夜は本日5月5日行われまして、明日告別式となります。

ナオミさんは、ＪＡＺＺやＰＯＰＳに精通しておられ、豊橋のＪＡＺＺ系のライブハウスでは知らない人はいないという、アマチュア畑では大御所のピアノマンでした。
バークレーではご自分のユニットでも毎月1回ライブを行っていましたが、自分とはＧＧバンドでご一緒させてもらっていました。
残念ながら、オレが他のライブと重なってしまい毎月は参加できなくて、お付き合いはさほど永くはありませんでしたが、バークレーで同じメンバーとして演奏する際には、あの独特のピアノプレイや、朗らかなんだけどちょっと頑固な語り口や、変わった匂いのする洋モク（タバコ）が強い印象でした。
還暦近しとはいえ、まだ50歳代での突然のお迎えはあまりにも早すぎて不条理でしょう。
あの強いタバコがよくなかったんじゃないの？と、仲間うちとお通夜でも会話しておりましたが、まあ、体に良くないことは確か。
早すぎるのはやはり罪作りですから、残された人たちはせめてもう少し家族に余裕を持たせてやれよ、というメッセージを残していったのでしょうか。
とりあえず、安らかな寝顔の美しさは、それでも唯一の慰めだったかもしれません。
今まで、ご一緒にプレイさせていただいて、楽しいひと時を共有させていただいたことを感謝します。
合掌。