駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

勇気を持ってゆったりと・・・

2008年09月02日 | 駄日記
9月2日(火)
今日の名古屋はまるで梅雨のような蒸し暑い一日だったね。
朝の通勤ではいつものように名古屋駅から25分ほど歩き、仕事場に到着した頃には汗ダラダラ。
また、帰りにも駅まで歩き、ホームで並んでいながら吹き出す汗を抑え切れなかった。
毎日、ハンカチとタオルを持っていくんだけど、今日こそタオルがありがたい日はなかった。もう9月だっていうのに。
で、地元の駅に着き、真っ先にコンビニへ飛び込んで500mlの缶ビールを買って帰宅。
風呂に入る前にプシュッ!とやってグビグビ。
今日も一日お疲れちゃ~ん!って感じだった。

ホッと一息して、なにげにTVチャンネルをカチャカチャしていると、NHKの「プロフェッショナル」と言う番組で、水泳の北島や中村などのメダル獲得の選手コーチの平井さんにスポットを当てた番組が始まった。
オリンピック関係の番組には「何を今さら北京オリンピックだ」という白けた気分がいつもあるオレなんだけど、この番組は面白かった。
すごいなあ、と感心しつつ見ていたら、終わりまで風呂へも入れないし、他に何にもできなくなってしまった。
いやあ、実に面白かった。
今回の北島選手の泳ぎは、長い不調の時代から試行錯誤を経て、かなり改善されていたらしい。大きく体全体で泳ぐので、ゆったりと見えるんだけど無駄がなく、少ないストロークでスピードが出ると言う泳ぎだったとのこと。

しかし、プレッシャーという悪魔が選手にのしかかる。
北島選手が100Mの準決勝で、焦りからかかなり悪いタイムでメダル圏外に落ちようとしたときの泳ぎのストローク回数は、50Mで19ストロークだった。それまでは17とか18ストロークで予選を通ってきたという。
そこで、決勝に送り出す時に平井コーチが言った言葉が、
「勇気を持ってゆったりと泳げ」という言葉だったそうだ。
その言葉をそのまんま受け入れ、コーチを信じて実践した北島は、50Mを16ストロークで泳ぎ、世界新をたたき出して金メダルを勝ち取った。
いやあ、真髄だね。あたしゃあまたまた目からうろこが落ちたよ。
世界のトップを行く選手とコーチの結論というのは、「信じる」ということと、結局は「力を抜く」ところにあるらしいね。
なんだか、全てに通ずるものがあると思うよ。
勉強になりました。
といいつつ、また夜更かししちゃうと明日起きられなくて仕事に差し支える。
何だかいい夢見れそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする