駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

ブログでレッスン(その2)

2006年03月16日 | ブログでレッスン
両手打ちをしよう。
前回の続きです。シングルストローク(一つ打ち)はドラムの基本中の基本ですが、それゆえ奥が深いのです。どれだけ練習を積んだとしても、ドラマーである限り、スティックを握ることを辞める日までシングルストロークの難しさに悩み苦しむでしょう。何事も単純なことは奥が深いのだ。
では、なぜシングルストロークが難しいのか、と考えたら答えはまた単純なんです。
「右手と左手のバランスが悪い」ということですね。初心者のドラマーの場合、右利きの場合右手が100としたら、左は30ぐらいしか動きません。そこで、バランスの悪さを実感し、調整できる練習をします。それが両手打ちです。
シングルストロークと同じくメトロノームのテンポは60で4分音符で鳴らします。
足も同様に右足は4分音符で踏み、左足は2拍、4拍で踏みます。ここは大事です。忘れないでください。
両手でチェンジアップ、チェンジダウンします。初心者は16分音符まで4小節ごとに変化します。慣れたら5連符、6連符まで挑戦しましょう。死ぬことはありませんが、たぶん苦しくて笑っちゃいます。
それではやってみましょう。
1.4分音符で両手/両手/両手/両手と4小節叩きます。
2.8分音符で叩きます。一拍に2回叩きます。両手両手/両手両手/両手両手/両手両手。
3.3連符です。一拍ごとに3回叩きます。両手両手両手/両手両手両手/両手両手両手/両手両手両手ですね。
4.16分音符です。一拍ごとに4回です。両手両手両手両手/両手両手両手両手/両手両手両手両手/両手両手両手両手/となります。
5.5連符。一拍ごとに5回です。書きますかね~。両手両手両手両手両手/両手両手両手両手両手/両手両手両手両手両手/両手両手両手両手両手/両手両手両手両手両手。
たぶんこれ以上は無理なので書きません。つーか、両手という漢字が変に感じてきました。
これをやると最もよく分かるのが、右手と左手を振り上げた際の高さの違いです。高さが違うと、同時打ちをしてもパラッパラッという音になりますね。これをフラムと言って、重要なテクニックではありますが、同時打ちでフラムになってしまうとミスショットですね。あくまで、左右のスティックは一つの点となるように、左右のスティックの高さを揃えられるように頑張って練習してください。
この練習はものすごく疲れます。左右のスティックに神経を集中するせいですが、その分効果があります。耐久力も付きます。毎日練習することをお勧めします。
コメント
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