畑こうじ情熱ブログ

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NHK日曜討論に出ました

2013年09月15日 17時11分34秒 | Weblog
 本日、NHK日曜討論に出ました。昨夜は、満を持して10時に寝たら、今日は5時過ぎに目が覚めました。睡眠はばっちりです。打合せでは、「畑さんは初出演ですが、一つの質問に対する回答は、30秒から長くて40秒でお願いいたします。30秒たつとランプが点滅しますので、点滅したら切り上げるようにお願いいたします。それ以上長くなると、私がジェスチャーで終わりにして下さい、とやります。」と司会者から言われました。「じぇじぇじぇ!」です。それでは、まともなことは何もしゃべれないではないですか。案の定、本番では、短時間でしゃべりたいことをしゃべろうと早口になってしまいました。支持者や知り合いからたびたび、テレビに限らず、国会質問でも、演説会でも、「おまえは早口だから、もっとゆっくり話せ。」と言われます。最近は、それほど早口ではない、と自負しているのですが、今日は、出演中に、冷静に、自分は早口だなと自覚していました。通り一遍のことをしゃべることや、政策知識なしでディベートのテクニックだけで話すことがきらいなものですから。逆に、それほど得意分野ではない、シリア問題については、通り一遍の短いコメントになってしまいました。それにしても、自民党の高村さん、民主党の長妻さん、社民党の又市さんは、慣れているのか、割とゆっくりと話していたな、という気がします。それ以外の人は、私も含めて、政策派を自負している人たちですので、いろいろバックデータも含めて深い話をしたくなるのでしょう。

 さて、それでも、しゃべり落としたことがあります。
 それは、消費税増税について、高村さんが、「消費税増税しないと財政再建に対する国際的信頼性を失う。」と言ったことに対する反論です。時間がなく、そこまで触れることができませんでした。日本国債は、95%以上日本人が、自国通貨である円建てで買っています。借金が少ないにこしたことはありませんが、国債が暴落することはあり得ません。また、消費税増税については、被災地議員の立場からは、集中復興期間の平成27年度までは行うべきではないと、強く言うべきでした。

 意を尽くせなかったこととして、消費税に内在する問題点をもっと指摘したかったのですが、時間がなかったため、逆進性対策や価格転嫁という通り一遍のことしか話せませんでした。そもそも、社会保障の抜本改革のための財源措置としての消費税増税だったはずです。しかし、社会保障改革国民会議の報告は、最低保障年金や持続性ある年金制度のための抜本改革はまとまらず、こまごました負担増のことばかりでした。これで、消費税増税は不誠実です。そして、いつのまにか、消費税増税の理屈が、財政再建のためとすり替わっています。

 もう一つは、東京オリンピックですが、選手村や競技施設の多くがベイエリアに建設予定です。しかし、東日本大震災の教訓からすると、津波や液状化の被害が最も危惧されるのが、海沿いなのです。一体、日本は、東京は、震災から何を学んでいるのでしょうか。これをもっと時間をかけて言いたかったです。

 まあ、私の汚染水に関する発言により、臨時国会開幕前に閉会中審査で、この問題について審議するという流れとなりましたので、これは良しとしましょう。そして、言い足りなかったこと、この討論のために準備したものを基にした深い追求は、臨時国会の予算委員会ででも、やることにしましょう。政策責任者として。