畑こうじ情熱ブログ

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農林水産分野でも奔走

2012年02月10日 17時45分11秒 | Weblog
 昨日は、党の原子力災害賠償問題ワーキングチーム、水産政策ワーキングチームで、地元で問題とされていることを提起し、検討させるため発言しました。

 まずは、特に農産物の原子力に係る賠償問題です。乾しいたけについて、賠償の中間指針に盛り込まれていないが故に、これまで、何回か賠償請求している、乾しいたけの風評被害による価格の下落が賠償されていないのです。また、牛肉については、賠償金の支払いが行われつつありますが、ブランド価値の加算がありません。通常の牛肉とブランド牛が同様に評価されているのです。さらに、放射性物質の計測機器等に関する支出の賠償もなされていません。このような問題を指摘しました。同様のことは、JA福島も指摘していました。
 東京電力は、特に、乾しいたけについては、緊々に支払いに向けて前向きな結論を出すべく検討するという答えをしました。山田前農水大臣は、「中間指針見直しに向けて、農水省はちゃんと支援しているのか。ちゃんとやってやらなければだめじゃないか。」とナイスな応援で続けてくれました。中間指針の所管は、文部科学省であるため、農林水産行政を所管する農水省の応援は大変有効なのです。

 次に、水産政策ワーキングチームでは、これから養殖漁業、漁船漁業が軌道に乗るまで、様々な経費や生活費を補助して、漁民が食いつなげるようにする制度である「がんばる漁業」制度について、「単に漁協の代表者に説明しておしまいではなく、水産庁職員が、直接一般漁業者を集めて、そこに出向いて説明してほしい。役所からすると初歩的だと思われることまで丁寧に、かつ、親切に説明してほしい。制度に対する期待はありながら、その辺の心配が大きい。」と水産庁を突き上げておきました。

 最近は、地元を回る時間を多くしていますが、そこで聞いた声を直ちに届けている次第です。農林水産分野においても頑張っています。