畑こうじ情熱ブログ

あなたがいるから頑張れる。わたしの熱い想いを感じてください。

おかしな文書

2008年08月23日 10時48分11秒 | Weblog
 18日から22日まで2区内の2巡目の街頭活動を行いました。一昨日は大雨洪水警報が出る中での街頭活動、横殴りの雨で大変でした。反応は上々で、皆様から元気をいただいた5日間でした。朝は8時から街宣車を動かし、夕方6時まで1日35カ所程度みっちり街頭演説を行うという活動は、本番そっくりで予行演習としても有効ではなかったかと思います。広い選挙区ですので、やはり1日の走行距離は400キロメートル以上となる毎日でした。今はばてばてです。

 さて、滝沢村の喜多県議と主浜了参議院議員の秘書さんに聞いたのですが、市町村役場からのお知らせで、「後期高齢者医療の負担を、与党が軽減しました。」という内容の文書が配布されているそうです。役所が政策の周知をするのはあり得ることとして、政党名を入れて当該政党の功績とする書き方をすることはいかがかと思います。公務員の政治的中立に反することです。公職選挙法なり公務員法なりの違反とならないのでしょうか。余裕のない政権与党はなりふりかまわずの手段に出てくると思っていますが、それにしても節度のない活動ですね。

 後期高齢者医療制度については、医療機関に行くことが多い75歳以上の方を独立させひとまとめとした医療保険なので、仮に現段階で軽減措置をとり、とりあえず現段階で安くする見え方を講じたとしても、数年で負担が2倍近くになるのです。このことを忘れてはいけません。選挙前だけ切り抜けたいというプロパガンダにだまされてはなりません。そもそも本質的に問題のある後期高齢者医療制度を導入しておいて、制度そのものはそのままにしておいて、その不備をちょっと直したことをもって自分の功績とすることは、自分で火をつけ、その火を自分で弱くしたことを自慢しているようなものです。こういうのを「マッチポンプ」というのではないでしょうか。