以前、テレビのワイドショーで面白い情報を見ました。
「国交省のキャリアが俳優に」というものでした。その人の顔はどこかで見覚えのあるものでした。びっくりしました。そうすです。彼は、坂本武さんで、私を採用したときの人事課の係長だった人です。
49歳の転身です。次官になれないのが見えたから、後は自分の好きなことをしたいということを語っていました。
中央省庁の公務員からの転身は、最近では珍しくありません。経済産業省や外務省など、どちらかと言えば個人主義的でスター性のある役所からの転身は比較的多いでのです。転身する先は、政治家、大学教授、評論家、起業家、シンクタンク職員などが多いのです。
それでも、国土交通省のような地に足の着いた役所から、俳優に転身というのはとても珍しいです。
よく公務員をやめてもったいないという人も多いですが、私はそのような後ろ向きの発想はきらいです。公務員の枠や組織の枠を超えてやりがいを求める前向きの人生は意味あるものであるし、いわゆるキャリア官僚の能力を多様な世界で活かすことは社会にとっても悪いことではないと思います。また、官民で固定しない多様な職の移動は活力をもった風通しの良い社会形成にもつながると考えています。
そういえば、某全国紙の盛岡支局の記者は、国土交通省の公務員だった人ですが、公務員を辞めて転身した人だそうです。国土交通省も変わってきていますね。まるで、経済産業省のように感じます。
彼の芸名は、早坂実と言います。今後の活躍を心よりお祈りいたします。
「国交省のキャリアが俳優に」というものでした。その人の顔はどこかで見覚えのあるものでした。びっくりしました。そうすです。彼は、坂本武さんで、私を採用したときの人事課の係長だった人です。
49歳の転身です。次官になれないのが見えたから、後は自分の好きなことをしたいということを語っていました。
中央省庁の公務員からの転身は、最近では珍しくありません。経済産業省や外務省など、どちらかと言えば個人主義的でスター性のある役所からの転身は比較的多いでのです。転身する先は、政治家、大学教授、評論家、起業家、シンクタンク職員などが多いのです。
それでも、国土交通省のような地に足の着いた役所から、俳優に転身というのはとても珍しいです。
よく公務員をやめてもったいないという人も多いですが、私はそのような後ろ向きの発想はきらいです。公務員の枠や組織の枠を超えてやりがいを求める前向きの人生は意味あるものであるし、いわゆるキャリア官僚の能力を多様な世界で活かすことは社会にとっても悪いことではないと思います。また、官民で固定しない多様な職の移動は活力をもった風通しの良い社会形成にもつながると考えています。
そういえば、某全国紙の盛岡支局の記者は、国土交通省の公務員だった人ですが、公務員を辞めて転身した人だそうです。国土交通省も変わってきていますね。まるで、経済産業省のように感じます。
彼の芸名は、早坂実と言います。今後の活躍を心よりお祈りいたします。