熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・白羽衣、王冠、赤加茂本阿弥

2023年03月25日 | わが庭の歳時記
   わが庭の椿も、今年は早い。
   東京の桜が、例年より9日早く満開を迎えたと言うから、今年は、異常に春の到来が早いのであろう。
   白羽衣が大分大きく育ってきて、優雅な花を開き始めた。
   千葉の家では、門かぶりの槇の木の対面に、白羽衣を植えていて華やかな雰囲気を醸し出していたので、懐かしさもあってこの鎌倉で苗木を買って育てている。本来のピンクの羽衣も素晴しい椿だが、私は、この清楚な白羽衣が好きである。
   八重の白い実生苗も咲き始めた。
   
   
   
   

   肥後椿の王冠も咲き出した。
   独特な花形の肥後椿の典型的な椿だと思うが、華やかさが気に入っている。
   肥後の殿様の花への思いは尋常ではなく、門外不出を守り通したと言うから凄い文化であった。
   
   

   ところで、鮮やかな濃い朱色の椿だが、わが庭のピンク加茂本阿弥の実生苗なので、先祖返りだと思って、私が勝手に赤加茂本阿弥と称している椿が咲いた。
   蕾の時から色付き始めると存在感抜群で、開花するとかなりの大輪の椿で、他を圧倒している。
   ついでながら、花富貴の実生苗だと思える木から、綺麗な大輪のピンクの花が咲き出した。
   実生苗なので、自家受粉と言うよりは他家受粉の可能性が高く、雑種として新しい椿が作出できるので非常に面白い。
   
   
   
   
   
   他の椿も咲きだした。
   青い珊瑚礁も咲き続けており、勢いよく新芽を伸ばし始めている。
   
   
   
   
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