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熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

椿:至宝が一気に咲きだした

2025年03月24日 | わが庭の歳時記
   わが庭には、かなりの種類の椿が植わっているのだが、一番気に入って大切に育てているのが「至宝」である。
   イギリスから帰国した春に、長い間留守にしていたにも拘わらず、主を待ちわびていたように綺麗に咲き乱れた「乙女」椿に感激して、椿を育て始めたのだが、この「至宝」は、乙女椿そっくりのポンポンダリヤ様の千重咲き椿である。清楚なピンクの乙女とは違って、渋い感じの赤紫色なのだが、京都の雅をイメージさせてくれる優雅さが良い。
   


   至宝は、かなり、花付きが良くて沢山蕾を付けるのだが、咲く花の形が歪になったり、木が弱るのを防ぐために、摘花している。
   また、咲き始める気候条件や時期によって、紫色が濃くなったり青みを帯びたり、微妙に変化するし、花の形もバリエーションがあるので、完璧に咲かせるのは非常に難しい。
   




   この椿は、店頭に出ることは殆どなく、通販でも品薄で、結構高価である。
   素晴らしい名花であり、挿し木も容易なので、沢山、増やせばよいのだろうが、全くそんな気にならないのが、椿ファンの心境ではないかと思う。
   気にいった椿は、出来ればスペアが欲しいので、1本だけは、挿し木苗を育てているが、あくまで、庭植えせずに、鉢植えで維持している。
   

   
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