熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

フラワーセンター大船植物園・・・フジ、八重桜、そして、牡丹(1)

2017年04月29日 | 鎌倉・湘南日記
   10日前に、このフラワーセンターに来て、桜やシャクナゲをレポートしたのだが、やはり、花の季節春なので、様相がすっかりと変わってしまっている。
   桜は、八重桜に変わって、シャクナゲも色あせて、つつじやサツキに変わり、
   一気に、フジが綺麗に咲いて優雅に房を垂れ、牡丹が豪華に咲き乱れている。

   まず、すいれん池横の藤棚のフジは、築山の新緑やハナミズキとのコントラストが美しい。
   (なまくらをして、カメラに、100ミリF2.8のマクロレンズだけを装着して来たので、ズームも広角も利かないので、写真には表現できない。)
   
   

   もう一つの大きな藤棚とフジが何株か植わっている場所は、ソメイヨシノなどの桜があるピクニックグラウンドの手前の方で、オープンスペースなので、フジがおおらかに植わっていて、綺麗に咲いている。
   この植物園のフジで興味深いのは、他のフジは、藤棚仕立てで這わせるのではなく、支柱を立てて直立にこんもりと豪華に咲かせていることである。
   
   
   
   
   

   一株、大きな白花のフジが植えられていて、情趣を添えている。
   
   

   フジのイメージは、どうしても、藤棚で、特に、フジ棚から垂れているフジの房の優雅さが良く、風に揺れている風情が何とも言えない。
   桜のように、下から見上げて観察したが、房状に垂れているので、絵にはならなかった。
   
   
   
   
   
   
   
   
   

   藤棚から、牡丹園に向かう道のシャクヤク園側に、八重桜の関山が植わっていて、やや盛りは過ぎたが、綺麗に咲いていて、藤棚のフジとのコントラストが面白い。
   八重桜が咲く頃に、朝顔の種を蒔けと言うことであるから、帰ってから蒔こうと思った。
   
   
   

   少し離れたところに、鬱金桜が、満開であった。
   この桜は、御衣黄のように緑の桜として人気が高いのだが、咲き始めの頃とは違って、ピンクや白い花が混じって来ている。
   はっきりとした花の形ではなく、やや、歪な形が面白い。
   
   
   
 
   シャクヤク園の外れ、玉縄桜のそばに、普賢象が、今盛りにと咲いている。
   この花の豪華さは格別で、昔、千葉の庭に植えていて、ヨーロッパから帰ってきた翌年春に、爛漫と咲き乱れて迎えてくれた。
   しかし、その後、残念ながら、毛虫にやられて枯らしてしまった。
   この桜は、花の真ん中の蕊が、二股に分かれていて、普賢菩薩を乗せた象をイメージして普賢象と呼ばれているのだと聞いたことがある。
   
   
   
   
   
   

   さくら園の桜や牡丹などについては、次稿にしたい。
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