熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

静かな年末年始をどう過ごすか

2020年12月26日 | 生活随想・趣味
   コロナ騒ぎで、異常な年末年始を迎えることになって、不思議な思いである。
   もう、クリスマスも過ぎて、元旦まで一週間を切ったのだが、
   しかし、新春を迎えるに当たっては、コロナの影響で、初詣にも行けず、巣籠もり状態の年末年始となるので、全く、リズム感さえない籠の鳥状態である。

   別に、正月が来たと言っても、何ら改まった思いもなく、新鮮味もないのだが、しかし、年の変わり目という感覚もあって、多少は身構えたくもなるのが不思議である。
   大晦日までにやる私の担当は、年末最後の庭仕事と窓拭きなどの大掃除くらいで、後は、餅つき器で餅を搗いて雑煮の餅や鏡餅を作ること、それに、co-opで買った鯛が貧弱だったので、大ぶりの立派な鯛を買ってきて塩焼きにすることであろうか。

   本だけは、一応、読書計画を作っている。
   今回の新年は、シェイクスピアとゲーテに絞っている。
   シェイクスピアは、アントニー・バージェスの「シェイクスピア伝」とピーター・アクロイドの「シェイクスピア」、
   両方とも、しっかりとした大著であり、相当奥が深いし、合間に、録り溜めたシェイクスピアの戯曲の映画や舞台のDVDを引っ張り出して来て鑑賞しながら、シェイクスピアの世界にも浸りたい。
   ゲーテは、一寸、趣向を変えて、岩波文庫の3巻本「イタリア紀行」を紐解きながら、君知るや南の国イタリアに思いを馳せて、さらに、レオナルド・ダ・ヴィンチなどを絡めて、イタリア文化関連の本へ進めればと思っている。
   いつもは、政治経済など文化文明論がらみの読書から始めるのだが、今回は、少し、後に回して、日頃行きそびれていて離れている芸術から入ることにした。

   それとは別に、年末年始は、テレビで、特別番組が組まれて、興味深い放送も多いので、これを追っかけるのも楽しみである。
   いずれにしろ、引退後の生活ゆえに、若い頃とは違って、前向きで建設的な年末年始が送れないのが寂しいのだが、これも人生。

   さて、庭仕事だが、年末にと思ったのだが、時期的に少し早いと思ったので、バラの剪定や寒肥施肥は、正月明けに回すことにしている。
   寒さが厳しくなると、昨年出来なかった硫黄合剤の噴霧をやれればと思っている。

   梅の蕾が動きだして、椿も蕾が膨らみ始めて、ほんのりと色づいてきており、少しずつ春への胎動を感じる。
   春がそこまで来ている、新春だと実感出来るのが嬉しい。
   
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