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熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・新しい実生椿

2023年03月08日 | わが庭の歳時記
   千葉から持ってきた実生苗を庭植えして10年、やっと、一輪だけ花を開いた。
   淡い朱色の凜とした八重咲きの綺麗な花である。
   千葉の庭には、何十種類もの椿を植えていて、結実した種を取って無造作に鉢に撒いていて、そのままの実生苗を、鎌倉に持ってきて庭植えしたので、何の種類の椿の実生苗か分からない。分かったとしても、適当な野性的な交配なので、雑種であり、親とは似ても似つかない花が咲くことがある。
   尤も、蘂がしっかりと表われていて結実する椿は、それほど多くないので、追跡すれば分かるのだが、今咲いているような椿は、千葉の庭にはなかったと言うことは確かなので、わが作出の新種椿である。

   千葉の庭で咲いていた赤い椿は、小磯なのだが、これが親木なら、一重が八重になり、蘂が一部花弁化しており、花が大きくなっているなどしているので、父親の遺伝子の影響かも知れない。
   いずれにしろ、綺麗な椿であり、私好みの花弁化した蘂が、鹿の子のように変化してくれればとおもっており、来年の開花が楽しみである。
   
   
   
   

   先に咲いていた実生苗の花にも良く似ているので、同じ種の兄弟苗かも知れない。
   既に、沢山花を付けて落ち椿として庭に敷き詰めているが、蘂にはバリエーションがあるので、枝変わりなど、花にも変化があるのであろう。
   
   

   今日は、4月中旬並の陽気とか、
   モンキチョウが庭を舞い、鶯の鳴き声が聞こえてきた。
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