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熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

秋の鎌倉便り・・・光則寺・御霊神社

2015年12月11日 | 鎌倉・湘南日記
   長谷寺への参道のほんの20メートルほど北側の路地を上って行けば、光則寺に通じるのだが、訪れる人は少ない。
   派手ではないのだが、境内一面に色々な花木や草花が植えられていて、季節の移り変わりによって、様相や雰囲気を変えて行く花の寺なのである。
   山門そばに幼稚園があって、生活の息吹が感じられて面白い。
   山門を入ったところ右手に、真っ赤に色づいたオオモミジが、燃えるように輝いていて華やかで良い。
   
   
   
   
   

   入山して、最初に感じたこの寺の紅葉だが、少し、来るのが遅れたのではないかと言う感じで、日当たりのよいところなどは、もみじの先端や上部は、かなり、縮んだようななっていた。
   しかし、その意味では、境内のもみじの殆どは、黄色っぽいもみじが多かったが、まずまず紅葉していて、十分に色づいていて、奇麗であった。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   この寺の境内の良さは、京都の古寺の日本庭園のように、哲学があって本格的に造形されたような庭園ではなくて、イングリッシュ・ガーデンのような自然を重視したような大らかさと言うか、飾らない自然の美しさが漂っていて、心地良いことである。
   どこと言う事がなくても、シャッターを切れば、そのまま、絵になるところであろうか。
   
   
   
   
   

   境内には、今、ところどころに、サザンカが咲いていて、彩を添えていた。
   それに、万両が、奇麗な実をつけていて、小鳥が啄まないのかと思うほど、どの木もたわわに実がなっていた。
   古寺には、ミカンまで、庭木になるのであろうか。
   
   
   
   
   

   そのあと、長谷寺を右に見て、御霊神社に向かった。
   前に来た時に、見過ごして、安楽寺に行ってしまったので、今回、立ち寄ったのである。
   ひっそりと静まり返っていて、殆ど、訪れる人はいなかったが、境内の大銀杏が奇麗に紅葉していて、美しかった。
   丁度、大通りから参道への道を、江ノ電の線路が横切っていて、電車が走っていて、興味深かった。
   切通しに並行して走っているので、トンネルがあって、江ノ電が出てきたので、シャッターを切った。
   
   
   
   
   

   前のように、成就院と極楽寺に足を延ばしたが、両寺ともに、秋色全くなしの、珍しい雰囲気であった。
      
   ところで、昨夜からの大暴風雨で、わが庭のもみじの葉の70%くらいは散ってしまった。
   鎌倉の紅葉の名所のもみじも、相当散ってしまったのではないかと思うのだが、元気で綺麗な葉だけが残っているのなら、それも良いかも知れない。
コメント
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