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熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

秋の鎌倉便り・・・東慶寺

2015年12月08日 | 鎌倉・湘南日記
   北鎌倉で、一番よく訪れるのが、こじんまりしているが、非常に清楚でしっとりとした雰囲気の東慶寺である。
   駆け込み寺として、歌舞伎の舞台にもなっている尼寺で、文人たちの墓所が山腹まで続いていて、対岸の円覚寺が遠望できる。
   小さな石段の上にある茅葺の山門にも鄙びた風情があり、境内には、ひっそりと季節の花が咲いている。
   この日は、ソシンロウバイが、咲き始めていた。
   
   
   
   
   
   

   境内に入ると、左手に鐘楼があり、短い参道は、露天に置かれた金仏のところで、右に折れて山の墓所に向かう。
   塔中越しに見る背後の山の木々が美しい。
   途中、右手にある本堂の庭園が、京都の古寺の庭園の雰囲気で、しっとりとした佇まいが心地よい。
   
   
   
   

   この本堂の庭に、大きなもみじの木が植わっていて、今、一番華やかに紅葉していて、陽を浴びて錦に煌めくグラジュエーションが美しい。
   円覚寺のもみじは、単色気味であったが、このもみじは、京都や宇治のもみじのように、緑、黄色、橙、赤と錦の彩を見せてくれている。
   
   
   
   
   
   
   
   
   山手の墓所のもみじは、北斜面で日当たりが悪いのか、まだ、早いのか、おとなしい紅葉気味であった。
   
   
   
コメント
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