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熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

トマト栽培日記2010(2)~イエローアイコに花房

2010年05月01日 | トマト栽培日記2010
   プランターに植えつけて10日ほど経ったので、トマト苗も少し大きくなった。
   桃太郎トマトには、花が咲き始めたが、この口絵写真のイエローアイコ苗には、一番花房と二番花房が見えてきた。
   一番花房の開花も、もうすぐである。

   大玉トマトの栽培は、比較的難しいようで、今年も、ミニトマトを中心に栽培しようと思って、アイコのほかにも、昨年良く実ったカネコのスィートミニや、サカタのキャロルロゼ、デルモンテのトゥインクルなども植えてみた。タキイの千果(チカ)が見つかれば植えてみたい。

   黄色い大玉トマトを育ててみようと思って、タキイの通販で、桃太郎ゴールドにオーダーを入れておいたのだが、昨夜、到着した。兵庫県の豊岡農場からのようで、サガワ便で、1昼夜で着いたのである。
   届いたのは、本葉4~5枚の若苗なので、5号ポットに植え替えて、1段目の花が1~2開花頃に定植するようにと指示書きがあったので、それに従って見ることにした。
   トマト栽培指南書などには、花がついた苗だとか、花房のある苗を選んで買うようにとの説明があるのだが、四月の早い時期には、このような若苗しか園芸店の店頭に並んでいないので、これまでは、それを直接プランターに植えつけていたのだが、一番花房がつかずに肥料をやりすぎると、後々も実がつかないとのタキイの指示書きなので、私のように肥料入りの用土に直接植えるのは、良くないのかも知れないと思ったのである。
   普通の用土を使って、5号プラ鉢に植え替えた。

   ところで、植えつけたトマト苗の何本かに、急に白い斑点がついて、葉先の方が徐々に丸くなって涸れたような症状を呈し始めた。
   苗の成長して行く上部の先の方は健全で、下葉に行くほど被害が強いのだが、テキストを読んでも、インターネットでトマトの病虫害を調べても、この症状に合った病虫害は見つからないし、とりあえず、利きそうだと思った薬品を噴霧した。

   その後、インターネットで調べると、ある説明によると、寒い北風や西風に晒された場合や、オキシダントによって起こると書かれていた。
   そう言えば、トマト苗を植えてから、今年の異常気象で、4月と言うのに真冬の気候となり強烈な北風が吹き荒れた日があった。
   結局、温室で育苗された部分が、寒風に耐えられなくて被害を受けて、出荷後に成長した部分は、寒さに耐え得たと言うことであろう。
   同じ頃、ケーヨーD2の店頭に並んでいたトマト苗の相当多くにも、同じような症状が出ていて、おかしいなあと思ったので、ある程度、この説明で納得した。
   やはり、トマト苗は、ゴールデンウィーク明けの5月に植えるのが正解なのであろう。

   しかし、それから日が経って暖かくなり、症状が悪化するのでもなく、苗が成長を続けている。下葉に被害を受けたので、多少生育に問題が生じるであろうが、このまま気にせずに、栽培を続けることにした。
   何か、成長に異常が出れば、まだ早いので、新しい苗を買って植え替えれば良いのである。
   タキイの桃太郎ゴールドが、正常に育てば、この白い斑点も病気でないことが分かる。

   ところで、確かに、トマトは、太陽の照りつける乾燥したアンデス高地が原産地であるから、本来、日本の高温だが多湿な環境には、しっくりと馴染めないのかも知れない。
   しかし、私の経験では、アンデスの夏は暑いが、その他の季節は、結構寒いので、トマトが、寒さにそれ程弱いとは思えないのだが、やはり、今回のように寒暖の激しい雨交じりの強風に晒されると、着いて行けなくなったのであろう。

   殆どのトマト苗に花房がつき、中には花が咲き始めてきており、背丈も大分伸びてきたので、この調子だと、6月の中旬頃には、最初の収穫が可能となるかも知れないと期待している。
   
   
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