今年のGWに奥日光に行ったことを断片的にアップして来ましたが、今回はその続きとなります。。
写真は正面にそびえるのが「男体山」、そして、その手前に広がる湖が「湯の湖」であります。そして、男体山と湯の湖の中間に広がる原っぱが「戦場ヶ原」ということになります。。
という訳で、ここは栃木県と群馬県を分ける金精峠(標高2024m)の栃木県側から奥日光方面を眺めた景色でありまして、今はトンネルが整備されるなど通行も容易でありますが、過酷な自然環境は依然変わらずで、冬期は豪雪により閉鎖されています。。
この写真にもあるように、この時期も一部に雪が残ってまして、年によっては、五月になっても雪崩が発生するとのことであります。。
だもんで、危険と判断された時は、例え連休中であっても閉鎖になります。。
この日は陽射しがあり、比較的穏やかな日和でしたが、稜線を抜ける風は冷たく、おそらく夜には、今も氷点下ギリギリか、以下にまで下がってるかもしれません。そんな感じがしました。。
ちなみに峠を抜けた反対側は群馬県の片品村(尾瀬で知られる)となってまして、春スキーの真っ最中でありました。駐車場には沢山のマイカーが集ってました。。
ただ・・・当地は昨年の原発事故以来、風評被害に遭うなどして、大幅に観光客が減っているようであります。。
パッと見に、マイカーは多いのですが、観光バスとなると殆ど見かけません。。
お気の毒ながら、ツアーを始めとする滞在型の観光が激減しているように見えます。。
ちらは金精峠を抜け群馬県側に入り、かなり下った辺りから、降りて来た峠方向を眺めたところであります。。
GW後半に入り、ついに北海道の奥地にもソメイヨシノの便りが届けられようとしている中でありましたが、ここ群馬県の片品村にも、ようやく遅い春が訪れていました。。
私たちが訪れた時は、丁度、そのソメイヨシノが満開になってまして、北海道にも到達している桜前線が、この辺りと奇しくも被っているのです。寒さが如何に厳しいかを物語ってます。。
同じ関東にありながら、北と南では、これほどまでに季節の差があるとは?・・・と、・・・
奥さんと顔を見合わせた次第であります。。
ということで、今回はここまでとし、次回は「吹き割りの滝」の模様をお伝えします。。。