Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

京都オフ会 後編 蒸気機関車館

2014-07-27 | 風景
 
 ゆっくりとお昼を楽しんだ後は、すぐお隣の梅小路蒸気機関車館に向かいました。 普段はあまり汽車や電車を撮りに行ったことがありませんので、ここ蒸気機関車館は初めての訪問です。 
 蒸気機関車と言えば今から58年あまりも前の事ですが、懐かしい思い出があります。 当時難波高島屋のすぐそばに住んでいましたが、国鉄湊町駅がそばにあり関西線の始発駅でした。 関西線経由の名古屋行きはここから出発しており、蒸気機関車が当たり前に走っていました。 母方の親戚が名古屋で、小学校2年生の夏休み、母に見送られて蒸気機関車で一人で名古屋に行くことになりました。 まだまだ頼りない小学校の2年生ですので、同乗の乗客で同じく名古屋まで行くお姉さんに私をお願いし、弁当を持たして送り出してくれたようです。 母の心配をよそに初めて蒸気機関車で名古屋までの一人旅、心はウキウキ、トンネルに入るたびに歓声を上げて窓を開け閉めし、車窓から目一杯手を振りながら実に楽しい旅行でした。 蒸気機関車の型式が何だったのか全く覚えていないんですが、今でもあの時の煙の臭いがよみがえってきます。
(14.07.21 撮影)



京都市指定有形文化財の旧二条駅舎が移築され、資料展示館として利用されています。




黒い鉄の塊ですね、力強い意志を感じます。




私もそうでしたが、男の子は蒸気機関車の運転室は憧れですね。
年甲斐もなく何度も汽笛を鳴らしてしまいました。




モクモクと煙を吐く煙突と汽笛、連結された大きな車輪が大好きです。




扇形車庫から出てきた機関車は転車台に乗って方向を変えます。




愛しむ様に機関車に語りかけ整備する老整備士さん。




ピカピカに磨きあげられています。




C621 資料によると製造が昭和23年ですので、名古屋へはこの蒸気汽車に乗って行ったんでは。




最初はグー! ジャンケンポン。




明治34年製造の蒸気機関車も展示されていました。




蒸気機関車だって・・・明日に向かってゴー!