Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

恋歌

2014-02-19 | 風景





 大雪の影響でご紹介が遅れてしまいましたが、先日の11日万葉文化館に行ってきました。 本来の目的は橿原の耳成山の近く、JAならけんが運営する全国最大規模のファーマーズマーケット「まほろばキッチン」でしたが、時間の余裕があり、先に万葉文化館で開催されています「絵画で綴る 大和古道」を見に行きました。 万葉集をモチーフに、現代の日本画家が作成した万葉日本画で構成され、今回は大和の古道や土地に関連する作品が展示されています。 まほろばキッチンまでの時間、少し春の兆しが見えだした明日香の地を楽しみました。
(14.02.11 撮影)




風はまだまだ冷たいですが、春を思わすような明るい青空が広がっています。





玄関ではせんとくんがお出迎え。





やーご無沙汰! さっ どうぞ・どうぞ!





万葉庭園でマンサクを見つけました。





それにしても不思議な花ですね。





甘樫丘・畝傍山・二上山遠望、手前は万葉文化館です。





雷(いかづち)を過ぎたあたりから、葛城山が近くに見えてきます。





山頂には、先日来の雪がまだ残っているようですね。





明日香から橿原へ。 
天香久山南麓に、結構メジャーになりました手作りランドセルの「鞄工房 山本」と、その左隣に「みるく工房 飛鳥」が見えますね。






今回は高橋天山さんの作品「山のしづく」に引かれて出かけました。 悲運の大津皇子と石川郎女の恋歌に引かれます。


                   あしひきの 山のしづくに 妹待つと
                   わが立ち濡れし 山のしづくに    
                                           (大津皇子)

                    
                   吾を待つと 君が濡れけむ あしひきの
                   山のしづくに 成らましものを    
                                            (石川郎女)