何故!
2010-03-06 | 雑感
先日、実に悲しい事件がまた起きてしまいました。 親の育児放棄と虐待が、5歳の幼い命を奪ってしまいました。 これまで何度このような悲しい事件が繰り返されてきたんでしょうか。 私にも、5歳と3歳と2歳の3人の可愛い孫君たちがいるだけに、涙が出てなりません。 何故という思いと、悲しみや やり場のない怒りがこみ上げて来ます。
少しでもこのような悲しい事件を減らすため、平成12年に児童虐待の防止等に関する法律が定められ、第5条に関係者の早期発見を、第6条に地域の人たちの通告義務を明記していますが、この法律がうまく機能していないようです。
私たちが小さかったか頃は両親のみならず地域のおっちゃんやおばちゃんにも育てられていたように思います。 残念ながらこれまで地域のコミュニティーがおろそかにされ、個のみが前に出てしまって助け合いや思いやりが希薄になっていましたが、最近地域コミュニティーの重要性が見直され、少しづつ人と人とのつながりがよみがえりつつあるようです。
人さまのことに口を出すのは確かにつつしまなければならないことかと思いますが、幼い命を護るためにも、虐待の疑いや恐れがある場合は勇気を出して行動すべきだと思います。
幼い智樹君のご冥福を心よりお祈りいたします。
写真は先日我が家の小さな庭で撮影しましたクリスマスローズです。 今日もこれから仕事で、ここしばらは近場の写真になりそうです。
(10.03.03 撮影)
ワインレッドのクリスマスローズ。
いつもうつむき加減に咲いています・・・でもその素敵な花を、いつも いつも いつも 見つめているよ。