他力本願

　6月の健康診断で、右肺野異常陰影疑・要胸部ＣＴ検査の判定を受けてしまいました。　これまで健康には結構自信があったんですが、長年の喫煙習慣が災いしたようです。　早速に総合病院の呼吸器内科で診察の上、7月1日にやっとＣＴ検査を受けることができました。　診察には大変長く待たされましたが、ＣＴ検査そのものはいたって簡単で、内部で回転音のするドームの中を2度ほど出たり入ったりするだけでした。　
　幸いなことに癌の心配はなかったんですが、左肺上部に小さなブラができていました。　あまり詳しいことは判らないんですが、膨らみっぱなしの風船のような物で、膨らんだり縮んだりが出来なくなっていますので、肺の機能はなくなっているようです。　ブラができる原因は肺炎や喫煙などによりできるらしく、治ることはもうないようです。　今はそれほど心配がないんですが、主治医の女医さんからは冷たく、そして力強く「禁煙です！」と申し渡されてしまいました。　
　これまでにも、何度か禁煙の努力はしてみたんですが、そのつど見事に挫折をしていましたので、苦しい宣告でしたが今回だけは真剣に禁煙です。　ちょうど7月1日より、これまで禁煙外来の処方でしたニコチンパッチが、一般の薬局でも販売されるようになりましたので、早速に張っています。　ニコチンそのものはパッチから体内に吸収されるらしく禁断症状はないのですが、精神的な依存の克服には苦労します。　２時間おきぐらいに喫煙願望がわいてきますが、ガムをかんだり、飴をなめたり、水を飲んだりと努力しながら、どうにか４日目が過ぎようとしています。　今度ばかりは挫折せずに成し遂げなければと、ニコチンパッチさんに頼り切っています。