Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

見頃を迎えた矢田寺の紫陽花Ⅱ

2008-06-16 | 風景

 矢田寺の紫陽花の続きをご紹介します。
少し小振りで、若干ボリューム感が少なかったですが、それでも色とりどりの見事な紫陽花が目を楽しませてくれます。 いろいろな種類の紫陽花があったのですが、例年のことですので一つずつのの花のご紹介はさておき、矢田寺の雰囲気をお楽しみいただければと思います。 通称矢田寺は矢田山金剛山寺といい、今から千三百年前、大海人皇子(おおあまのみこと・後の天武天皇)が壬申の乱の戦勝祈願に矢田山に登られ、即位後の白鳳四年、智通僧正に勅せられ七堂伽藍を造営、十一面観世音菩薩と吉祥天女を安置されたのが開基と言われています。 その後平安の初めに萬米上人、小野篁が地蔵菩薩像を安置され、以来地蔵信仰の中心として栄えました。 境内には、紫陽花の花に囲まれて、ひっそりと佇む地蔵尊が今でも多く見られます。
(08.06.14 撮影)







本堂を彩る紫陽花。










         
         本堂裏山(地蔵山)のアジサイ群生。






         
         矢田寺の紫陽花はお地蔵様の化身と言われています。


         




大和平野を見下ろすお地蔵様の後姿。