昨日、紅葉の見頃を迎えた正暦寺に出かけました。
奈良市東南、菩提山川の上流に位置する正暦寺は、992年(正暦三年)一条天皇の勅命を受けて、兼俊僧正が創建したといわれています。創建当時は、堂塔・伽藍を中心に八十六坊が渓流をはさんで建ち並び、勅願寺としての威容を誇っていましたが、1180年(治承四年)、平重衝の南都焼き討ちの際その類焼を受けて全山全焼、寺領は没収され一時は廃墟と化していました。その後1212年(建保六年)に興福寺一乗院大乗院住職信円僧正が、法相宗の学問所として再興されました。
菩提山川の渓流沿いは錦秋の里といわれ紅葉の名所で、この時期には大勢の来訪者が訪れ、のんびり出かけていますと駐車場に車を止めるまで結構時間がかかります。朝9時までに入山すればスムーズに駐車場へ入れますので、この日は少し早く出かけました。…正暦寺の紅葉Ⅱに続きます。
〈06.11.25撮影 Nikon D70s〉
朝の陽を受けて輝き始めた紅葉
福寿院客殿を飾る紅葉
本堂跡への参道
本堂への石段を飾る紅葉
石段より振り返る
鐘楼
坊跡の石垣と紅葉
錦秋の里
奈良市東南、菩提山川の上流に位置する正暦寺は、992年(正暦三年)一条天皇の勅命を受けて、兼俊僧正が創建したといわれています。創建当時は、堂塔・伽藍を中心に八十六坊が渓流をはさんで建ち並び、勅願寺としての威容を誇っていましたが、1180年(治承四年)、平重衝の南都焼き討ちの際その類焼を受けて全山全焼、寺領は没収され一時は廃墟と化していました。その後1212年(建保六年)に興福寺一乗院大乗院住職信円僧正が、法相宗の学問所として再興されました。
菩提山川の渓流沿いは錦秋の里といわれ紅葉の名所で、この時期には大勢の来訪者が訪れ、のんびり出かけていますと駐車場に車を止めるまで結構時間がかかります。朝9時までに入山すればスムーズに駐車場へ入れますので、この日は少し早く出かけました。…正暦寺の紅葉Ⅱに続きます。
〈06.11.25撮影 Nikon D70s〉
朝の陽を受けて輝き始めた紅葉
福寿院客殿を飾る紅葉
本堂跡への参道
本堂への石段を飾る紅葉
石段より振り返る
鐘楼
坊跡の石垣と紅葉
錦秋の里