笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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華大さんの優勝について 思うこと

2014年12月17日 | テレビ
博多華丸・大吉という漫才師

今年のチャンピオンか
としみじみ
おふたりのことを考えていた。

記憶の引き出しに入っている情報が多すぎて
整理ができない
というのが正直なところです。

嫌いなひとなんている?
こんなに素敵でおもしろく
しっかりとした大人の芸人さん。
わたしの最初の記憶は
NHKのオンエアバトルです。
なのでそこから話し始めると長くなるので
やめとく。
ただおふたりは
もっと前から
しっかりと芸の道を踏みしめて前進してこられた。

24年目の優勝なんて
感動的だな
と誰も何も言ってないけど
自分の中で
一個ずつ考えているだけで
泣けてくる。
泣いてる。

ちなみに華丸大吉が決定的に好きだな。
うん。そうだな。
と皆と一緒に再確認したような気になったのは
アメトーークの華大芸人です。
「華大さん」あるある
という吉本の芸人さんたちの楽屋裏での
華丸大吉さんのエピソードでスタジオが盛り上がったため実現した企画で
2週ぶち抜き。
盛り上がるゲストや
楽しいVTRとは裏腹に
メインゲストとして登場した二人が
所在なく少し居心地悪そうにしていたのが印象的です。

そのときの記事。

華大芸人@アメトーーク

大人だからグッとくる。
大人になって本当に良かった。
だって華丸大吉が心から面白いって思えるんだもん。

さて
漫才の実力は当然
日本中の劇場を分刻みでかけずり回っていることからも
劇場からの信頼…いやこれだと会社感が出ちゃう
要するに「現場」ですよね。
直にお客さんを楽しませる現場での仕事に優れていることが分かります。
当然ながら優勝に値するとは思っていましたが
まさか本当にするとは思っていませんでした。
だって
圧倒するような漫才じゃないから。
ほんわか温かくずっとクスクス楽しい漫才は
ほかをなぎ倒すような殺傷能力はないと思ってました。

THE MANZAIの当日。
すべてがうまく行っていた。
最後の〆のコメントでも大吉さんが
「今日たまたま僕らがうまくいっただけであって…」
と、大吉先生らしいことをおっしゃってましたけど。

そもそも
VTRが事前番組のものも含めて
博多華丸・大吉は
すべて格好良かった。

わたしの持つ法則として
こういったレースもので
紹介VTRが良い芸人さんは
たいてい良い結果を残す。

その例にもれず
THE MANZAIの決勝のインタビューでは
漫才は「人柄(にん)」ということがやっと分かってきた
ということを語っており
実に格好良かった。

格好いい格好いい
さっきからうるさいですか?
ふたりの漫才は
格好いいというより
むしろ
かわいいんですけどね。
スピードの漫才でも
カリスマ性を見せるマッチョな漫才でもない。
華丸さんのかわいらしさ。
人としてのチャーミングさが爆発している漫才。
スタイルとしてはオールドスタイルかもしれないけど
4分にストーリーとギャグを詰め込んでテンポよく見せた
実は構成も言葉選びも最新鋭です。
だからまあ
結果、芸人として格好いいと言っているだけですの。のほほ。

最後に
今年のTHE MANZAI事前番組で
決勝にあがった組をVTRで紹介していて
そのインタビューも秀逸だったので
書き起こして
終わりにします。

華丸さんの福岡で放送される主演ドラマ(これ最高。関東でも放送されろ)のため
スタジオにはこれず
インタビューもふたり別々に撮っています。
わたし華丸さんは
TBSラジオの夕方の番組「トップ5」でよくお声を聴いているのですが、
インタビューはラジオ局だったので
少し興奮しました。ラジオはおっちゃんと若いねーちゃんの噛み合わなさがほほえましいです。

さて。長くなりましたが書き起こしね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

大吉:
ボケとツッコミの量を増やして
4分間のなかにどれだけ笑うポイントを入れられるかっていう
競技大会になっているような気がして…
そうじゃない漫才も実は劇場にあって
ぼくらはそれをやっているつもりではあったんですけども

日常の延長線上にある笑いをかき集めて
こういう種類の漫才もあるってのをなんとか4分間で見せれたらいいかな
って思いますけども

華丸:
それが証明できたら
なんか
…もうちょっと引退かな
って思うくらいの
成し遂げた感はあるかもしれないですね

大吉:
この何年間で、より漫才が好きなっていると思いますね

―そんな感じでいいんですか?

華丸:
いーんです!くー!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

証明なんかしてくれなくても、知ってたから大丈夫です。
ってそのときは思ったけど
優勝は優勝で
嬉しいもんだ。
くー。

あと大吉さんの語っていたことで
サンキュータツオさんがおっしゃっていた
「NON STYLE問題」を思いだしていました。
こういう名称がつくこと自体
ノンスタのすごさを感じるけどな。

ではまた。