漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

秩父往還を辿るポタ2(武川~三沢⑤)

2011-06-11 05:39:14 | 秩父往還 野次馬道中記

《まえがき》

6月11日、昨夜から降り始めた雨がしとしとと降り続いている。

今日はちょっと自転車では気持ち好く走れそうにはありません。

アジサイにハナショウブ、そしてカタツムリでも探して歩いて散歩でもしましょうか。

梅雨を愉しめる今年最期のチャンスかもしれないですからね。

 

丁度一週間前のポタリング記録も今日が最後となりました。

休憩パチリが多すぎるのも記録に残すには記事が長くなって書く方も読む方も大変ですね。

でも、あとちょっとだけお付き合いください。 

  

◆平草の一里塚を観て旧熊谷道を辿って三沢を目指すのだ!

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釜山神社前から、まっすぐ平草方面(民宿きりしま方面)へ降って行く。

途中左手に「一里塚跡」がある(15:27/47.7km)。三又路にあるのだが気を付けないと見逃して通り過ぎそう。

「二十三夜待の石塔」「庚申塔」「大黒天の石塔」があり、庚申塔は「書家 野沢禽斉」の書と彫りだとか。

どちらの道が旧街道でどちらが村道だったのか疑問が残るがまあいいや。

(実は釜山神社から登谷山の方に少し登ってから右に降る道があり、それもここに繋がっていたはずなのだ。)

さあ、どんどん降りませう。重力に逆らわない走りは気持ちが良いものであります。

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民宿きりしまの脇にある皆野町指定天然記念物の「平草のキリシマツツジとイヌツゲ」をパチリ!

ここからはまっすぐ県道方面へ向かい暫く走ると道が二つに分かれる場所に出る(15:47/48.9km)。

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分岐には「旧中山道通り熊谷通」の半分折れた標識がある。

恐らく折れた方が三沢方面だろうと、ちょっと荒れ気味の細い道に迷わず入っていった。

道幅からして間違いなくこちらが古道でせうと独断で確定であります。

ここからは降り基調となるが路面が荒れていて速度は出せない。でも25Cなら大丈夫。

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脇見をするとちと危ない・・・

暫く降っていくとT字路となる(16:05/49.5km)。先ずは右方向に行ってみたが道が途切れていた。

未舗装路跡のようなものがあったが昭和に出来た道跡であり、古道ではないと畑作業されていた方に教えて頂いた。

T字路まで戻って降っていく。

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写真の右から降ってきた(16:06/50.2km)。

ここから左奥に降って行く。合流地点傍に「白い頭巾と腹掛けの地蔵様」がおわした。

これが361号(三沢坂本線?)なのでしょうね。

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道の脇を通る沢からカジカの鳴き声が聞こえてくる。涼味たっぷりでなんとも贅沢な気分であります。

すぐに道は立派な広い道となり気持ち良く降ることが出来る。

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右手に「馬頭観音塔と三面六臂の石仏」を見つけてパチリ(16:12/サイコン接触不良で止まってた)。

またちょっと降って右手に「薬師免の自然石板碑」を見つけてパチリ(16:14)。

文保元年の作で普通の河原石(通常は緑泥変岩)で作られており、大日如来(普通は阿弥陀如来)と刻まれているらしい。

昔ここに、よほどへそ曲がりな方がいらしたのでありましょうか。

この一枚を収めたところで遂にデジカメのバッテリーが尽きました。

日も陰って来たことだしこの日はここまでとし82号に降りて荒川沿いに金尾峠を抜けて帰宅致しました。

18:13帰着、多分87kmは走ったと思う。

次回はまず芳ノ入りの一里塚跡ですな。

  

◆お供え物

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桜沢を過ぎたところで、御供えが買い足りないことを思い出した。

道の駅はなぞのの「ジェラード工房 福島」でイチゴソルベ500mlをお持ち帰りなり。

オープンガーデンで分けて頂いたパン(練り込まれたチーズの塩梅が旨い)と併せて難を逃れたのでありました。

ドライアイスがあると、ついやっちゃうのよね・・・