浜田屋遼太

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静岡と佐賀の思惑

2020-07-04 | 日々是好日

リニア中央新幹線の工事を巡って、JR東海と静岡県の対立が続いている。

そのため南アルプストンネル(25K)は山梨工区は15年、長野工区は16年に工事が始まったにもかかわらず、中央部の静岡工区(8.9K)

は本体工事に着手できない状況だ。

リニアに関しては静岡県は殆どが通過区間、唯一の工事区間が上記のトンネル部分だけである。

南アルプスのはざまを少しだけ穴掘ってリニアを通そうとした政治的力もあっただろうが、国家的プロジェクト工事にいちゃもんをつけてるような静岡県。

のぞみがすべて通過する静岡県          

リニア工事の見返りに静岡や浜松にのぞもを停車させろとか、静岡空港付近に駅を新設しろとか、いろいろだだをこねているらしい。

通過するだけで、なんのメリットもないリニアにどんな思いをしているのでしょうか❓ 静岡の人。

 

こじれる長崎新幹線          

佐賀県は新幹線の整備をこれまでも求めていないし、今も求めていない。

その理由は費用対効果、負担金という面で佐賀県のメリットが少ないからだ。

このルートに新幹線は必要なのか❓ という疑問もある。

開国前の長崎と佐賀は肥前という同一国で、長崎の出島から入ってくる西洋文化をお互いに切磋琢磨して、日本開国時に多大な影響を及ぼした。

もしかして、今現在長崎と佐賀が同じ肥前の国ならば、こんないさかいは起きていなかっただろう。

長崎の人は、新幹線で乗り換えなしで博多や新大阪に乗り入れたいことでしょう。

佐賀の人は、博多が近いので15分や20分のロスがあっても、新幹線は必要ないと思うに違いない。

どちらの言い分が正しいか、アタクシには発言力などないけれど、新幹線の問題で議論できるのが羨ましい。

全国で新幹線が通っていない都道府県は少数である。

千葉県とか茨城県はほぼ首都圏だからまぁ良しとしても、あとは四国と山陰、大分県と宮崎県の東九州、紀伊半島あたりしか残っていないのが現状であるる

そのなかでも近い将来、一番整備新幹線の計画に遠いと思われる山陰地方に暮らすものとして、こうした問題でお悩みの首長さんたちが羨ましい限りであります。

 

 

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