最近の若い男は酒を飲まなくなったという。
懐が寂しい、他にカネのかかることがある。
経済的な問題もあるが、理由の一つに酒に酔った自分を他人に晒したくない気持ちがあるのではないか。
理性を失った姿を知り合いに見られたくない。
人間関係も同じで相手にぶつかってゆく気概がない。
いわゆる草食系だ。
携帯でしかコミュニケーションできない、酒は家でひとりで飲んでる方が楽、という姿勢では社会生活も恋愛も無理だ。
勤め先では使えない奴になり、結婚できぬまま親のお荷物になってゆく。
男も女もじゃんじゃん飲んだ方がいい。
表向きの顔を失わせ本音を吐かせる。
吐いた本音で相手を知るなどとケチな狙いはない。
大いに飲んで酔っているからお互い様だ。
酒が心を解放させる。
酒ほどガス抜きに役立つものはない。
身体を壊すほど飲むのは問題だが、楽しい酒は互いの本音や人柄、お酒が人の心を裸にする。
それでいいじゃないですか。
大切な仲間と一緒に、季節の肴で飲みたいものだ。