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19日興城から北京:ドルゴン山海関を越えて

2009-10-05 15:53:04 | 旅行記

  今日は時間に余裕がありそうなので、それでも7時前には起きて、朝一番の作業、気持ちよく終わったので・・・、あれこっちの水の紐(昨晩はもう一つの便所)引っ張っても引けないぞ・・・、その内人が来ました。「水が出ないんだけど」「・・・」(洗面器を指し示します)(ア!ソ!洗面器で流すわけね!明白、明白!7時半ごろ退房、駅前ですので、ザックを昼過ぎまで預かってももらえないかと・・・、5元(相場ではないかと、一昨日は高いぞ!)。受付の女の子は素朴でいい感じ私の星は4つです。

駅前の様子、田舎者なのかこの程度が落ち着きます?

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駅前には憧れの袁崇煥(調べていく内に今は・・・、色んな面が有って良いのですが、ともかく非業の最期は間違いありませんから)石造。

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朝食はすぐ横で彼を見ながら、希飯と包子2ヶ2元です(地方は美味しくて廉くて量が多い!!)。街はグーグルで確認済みなので地図を買うことも無く(城郭は800m四方、現在の街は東に広がっています。)、歩いてすぐに南門が見えてきます。この町並み、これが有る意味今の中国の一面?エネルギッシュです。

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そしてこんなゆとり!城門の脇に小鳥屋の露天がありました。餌も色々?売っていました。

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城門の前にはこうして城壁(正面は交通障害のため取り除いた?)があり過っては後の写真の脇から出入りしていたのでは(石畳がそれを物語っている感じでした)。観光地らしくないですね~??)

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ここを車も通っていきます!

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これが脇門。

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門扉の軸受けに閂受け。

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中は観光地!!でもほとんどのお店は日常の生活関係。ブリキやさんや自転車やさんバイクやさんETC。生活有っての観光です。

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そして中心にある鐘鼓楼。

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そこから見た残りの3方向。北、東、西です。

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督師府、8時ころなのでまだ閉まっていましたが・・・、案内看板は欲しいのですが・・・。変な期待するほうが可笑しいのかも。

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やがて北門。古めかしくて・・・、手お加えていなくて・・・、浸りましょう400年前。

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ここではある程度交通規制しているようでした、でもバスの発着所?地方ではこのようなマイクロバスが多いようです。

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ヌルハチがやってきた方角!街が広がっていました。

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城郭の説明版、こちらが正面なのかな~。由来や規模が書かれています。

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ここでは城壁に登れます、25元(城壁あがるのにしては、少し・・・)、でもここは上がって北を望まないことには・・・・。おじさんはさかんに5箇所の通し券を薦めるのですが、その気になれず、すみません。

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さてここでハタと!?、ここの坂道を見ても專という焼きレンガで造られていますし、外側も同じく專ですが、城壁の内側は石の擁壁(モルタルで間詰めした石積み擁壁?)、今もって私の中で辻褄が合わされません。マ!イイか!!

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城壁の上から見ると、前方に有る山、山の上には烽火台があるはず!!

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城壁も手入れされているようで(中に水が入っていくと崩れることもあるので、そういえば壁に水抜き穴がなかったな~。)

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城壁のうへに例の、紅夷炮(外国から購入したのでは?明国製の刻印が・・・)ともかくこの大砲で女真の八旗騎馬軍団を食い止め、ヌルハチに傷を負わせた!!それにしても砲口の肉厚はまあまあですが、点火口のあたりの肉厚、薄いんですよね~?

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南北通の北側、観光地らしくなくいいな~????

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いやいや違うぞ~、東側に来て見ると(だって25元も払っているので、北から東まで城壁上を歩きました、出入り口無い時は引き返せばいいかな~と・・・)、これからてぐすね?、そうです、今中国では国内旅行が空前の勢いです。

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そして東側城門、ここがメインストリート?城壁の上にはフィギヤーも、振り返れば観光客から土産物屋さんも見受けられます。

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さて3箇所まで見たのだから後一箇所も見ておこう(まだ時間もあることだし9:30)とやって来たのが西門。他の3門と違って普段の生活の中での城門、とその城内側で何を売っているのか(聞いてみると高粱酒、50、60,70度量り売り、おばさんがレジ袋に入れてもらって買って行きました)、そのおじさん!2胡と椅子とをもってこの場所で演奏始めました。スゴイ!よく知りませんが哀調を帯びたその音色、調べ、この周りの中に妙に溶け込んでいる感じです。

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ふと気づき、デジカメのビデオで撮らせてもらいました。おじさんに断わりでお見せすると、おじさんも始めてなのか耳に近づけて聞き入っていました。喜んでもらえたようです。帰りしな、売っているお酒を少し分けてもらおうと、隣の超市(雑貨屋さん?)でミネラルウオーター買い中身を移して、その旨言うと、すこし入れてくれました。(お金はいいとの事、大切に北京まで持って行きました。)これも中国の奥深さと、中国の人達の一面かなと、暖かな気持ち・・・・。この雰囲気を味わって欲しいものです。音をアップしています。http://www.youtube.com/results?search_query=asakawa54&search_type=&aq=f

ここではロバさんも運搬の一翼?

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駅に戻ってきて朝飯食べたところで今度こそと豚肉餃子半斤(餃子といっても種類が多いです、20個ほど)8元、これだけで充分済ませます。

13:33列車が入ってきました、無座なので5時間立ったままかな~、と思いながら乗り込みましたが、いいですね・・・、ここ空いてるよと、すんなり座れました。列車の中では赤ん坊がいるとほんとにみんなが寄ってきて抱いたりあやしたりして、まるで赤ん坊に飢えてるよう(誇張しすぎかな~)。

ドルゴン山海関を超えるはあっけなく、せめて列車から長城の起点側の一部でも見たかったのですが、線路の通るあたりは長城も途切れて(グーグルでは見えるかな~思ったのですが)。でも寧遠城(興城)から山海関まではかなりの距離ですし、穀倉地帯をなしていました。これではこの寧遠を抜かなければ山海関に攻めかかるわけにはいかないのが解ります。それと同時に守る方は、味方からも孤立した位置です、籠城の心構えも並大抵ではないでしょう、その結果があの城の規模なのか、ここらへんになるとわかりませんね。なんて思いを巡らせては悦に入って・・・(あるいみ幸せな性格なのかな~)。

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列車はPM7時前に着いて、ここは北京駅の地下通路7:00?さあ今日も北京の青年旅舎。チェックインはどうかな~、列車の中で少しお話した?青年が駅を出たところで追いかけてきて(東京駅でそんなことありえます?)、地下鉄のチケット売り場(北京の地下鉄はどこまで乗っても2元です!!)を教えてくれました。年取った頼りない日本人にはほんとによく面倒見てくれます。

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従兄弟を待たしているので急いでと地下鉄とタクシーで城東区東47条のフートンで尋ね尋ねてたどり着きました。チェックインはすんなり、予約のノートには最後に名前がありました(一昨日の騒動で急遽手配したのかな~、ハハハ!!)。荷物を置いて急ぎ彼らのマンションへ、8時も過ぎてる時刻で失礼いたしました。

一緒に近くの食堂へ、例の白酎も飲んだりして、翌日の予定があるので勝手でしたが2時間ばかりの歓談でした。北京でこうなるなんて、ほんとに先々何があるのか!楽しい限り。

帰りのタクシー降ろされた所が反対のフートン口で、いやー迷っちゃいました、バスまで乗って帰り着きましたが(もちろん「清問!」「清問!」です)。

宿ではまだ同宿の一人が起きていて(もう一人は夜中に帰ってきた?今回最初のドミです)自己紹介、あれこれ面倒見てくれて(彼58だったか)、多謝!多謝!

さあ明日は早起きで長距離バスに乗って清東陵です。

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