自由人の発信 おっさんの中国一人旅から国内旅。

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

3・4・2007 日本への思い!

2007-04-05 21:25:31 | 旅行記

今日はここ杭州での語学留学1ヶ月がたっての一番感じていることを纏めてみます。

1)韓国の若者の多さ、私のクラス25名の内訳、韓国12名、メキシコ3名、スペイン3名、チェコ1名、スロバキア1名インドネシア2名、フィンランド1名、日本2名(1名はカナダ在住の日本籍)。ここ学院は600人近く(31クラス)の人が学んでいるようです。中でも韓国の人たちの多さに驚くとともに、近い隣の国の様子音痴を実感します。実にたくましく、自国と同じ感覚?で授業を受けているようです。おそらくここの単位が通用するのでしょう。少しお行儀の良くない人も混じりますが、何せ20代前半の若者が200人近く居るのでは。そしてなぜかメキシコ、先日も国からハッパをかけに来てるような・・・。何かが動いてる!

 ①1-3班同学生

2007_06300081_2

2)コミニュケーション言語:前にも書きましたが授業は英語と中国語で進められます。中国語を習いに来ているのに、中国語が判るはずありません。教科書ももちろん英語と併記で書かれています。もちろんクラスの皆も他国の人とは英語でコミニュケーションを求めてきます。今日メキシコの同級生が日本語で書かれたガリ刷りのパンフ(霊感療法の勧誘)をもってきてどういうことがと聞きに来たのに(相手にするなと言いたいのですが)うまく説明してやれません(チャンスだったのに?)。6年間確かに英語を習ったのに・・・、なんだったのか。その点もう一人の日本人(カナダから留学の留学)の英語力はたいした物で、時々先生の替わりに英語で説明してやっています。

3)600人近くの留学生が学ぶ国際教育学院:ここ浙江大学は説明によれば精華、北京、上海大学に次ぐ位置づけの大学が、学内にこうして留学生受け入れの施設を作って他国の若者を受け入れている事実。ここに学んだ若者は良いも悪いも、実際の中国を実感して世界に散っていくのです。日本の現実と対比した時に、その矮小さに寂しい物を感じますが。日本での身近な若者の発言”嫌われてる国なんか相手にしなければいいんだ”的な思考では、もちろん先方も相手にしてこないでしょう。

②学院フロント ③学院ロビー ④廊下 

2007_03240023

2007_03240025

2007_03240028

4)4万人とも言われる生活集団:中国の大学は生活そのものです。私が入っている寮(学生ホテルも兼用しているようです)にしても、同じ建物で食事も出来ますし、教室もあります。周りは生活のための施設がそろっていますし、当然それを支える人たちも生活しています。食事時など壮観です、ある食堂では皆さん食器もちで、ある食堂では外部の人たちも混じって、またある食堂では各地の料理をセルフで!その中に入ってみると底知れぬパワーを感じます。確かに研究施設とかは最先端といかないようですが、ここには一番大切な頭脳が蓄積されているのではと。

⑤学院から向いの学生宿舎 ⑥食堂

2007_03240026

2007_03240024

今の日本の豊かさは、世界から孤立しては維持は出来ないのは誰でも解かっている事ではないかと、しかし自分自身を世界の中で、実感している日本の人たちがどれほど居るでしょうか。特にここ中国やお隣韓国との関係の中では?。

アメリカ的な金融とサービス産業だけ、大半の製造業を他国に頼ろうとしている日本。今のアメリカの豊かさの一端は過去の蓄積されたお金の使いまわし(ファンドマネー)による、他国からの収奪の面があるのでは。そして同じことを日本もやろうとするのか、これからますます増える団塊世代の金融資産の運用による豊かさの維持とは?アメリカはやれても日本はやれないのでは?。お金の力を信奉している人から笑われるかもしれませんが。

今感じていること取りとめもなく羅列しましたが、とにかく日本の若者は日本から出てみて、そしてそれが可能な国になって・・・・。現実はもう目の前のような気がします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2週間後の梅家WU | トップ | 平日の龍井村 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行記」カテゴリの最新記事