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2016関西旅 その2 大雲山竜安寺

2016-03-28 16:49:09 | 旅行記

3月22日(月)快晴;角倉家別宅の面影を残す関鳩楼で、ビュフェでない和朝食、いいものです。施設の性格からか外人さんは居ません、味わってほしいものですが・・・。

年に一度の兄弟の元気を実感、また来年の再会を約してそれぞれ散って行きますが、まずはJR嵯峨嵐山駅へ。

私は2つ目かの花園で下車。。

さて今日の一人旅、メインは名だたる竜安寺。

石庭!石庭!、禅の極意!世界遺産!わしもという気はないので、いまだ拝見していませんでした(庭見て悟る?気もしないので)。

が明石散人著「竜安寺石庭の謎」を古本ワゴンで偶然手にしました。俄然興味を持って(おかげで電車乗り間違え反対方向、厚別まで・・・)、これは是非現地確認して、建立者細川勝元の追体験をと、今回一人旅のメインに据えます(仁和寺は流れで・・・)。

大雲山竜安寺はすぐ近く臨済宗妙心寺を本山としているので、まずは妙心寺から。

JR花園駅を下りて妙心寺へ 

   

勅使門寺内側から 三門へ  

三門 寺内は人もまばら、天気も良く、静かに雰囲気を味わいます。

仏殿  禅宗らしい内部 

東側から仏殿、法堂、方丈方向 

法堂  法堂補修の様子  

法堂北面 方丈から法堂への渡り廊下  

方丈脇玄関?と勅使門  方丈  

 

方丈に見学受付、法堂、明智風呂は案内付有料拝観、十分後かの案内を受けて、みな思い思いに待機。

受付待合に掲げられた宣言文  

法堂天井の八方睨みの龍、これはパンフの写真 

集まった10人ほどで、解錠された法堂の中へ、撮影ご遠慮ですが・・・。 

天井の龍は将に八方睨み、そして堂内西から東へ移動していくに従って、劉は下り龍から上り龍へと。梵鐘は録音で!

続けて明知風呂、明智光秀、本能寺からこちらへ来て腹を・・・?、過ってのお風呂(サウナ?)の様子。

    

 

妙心寺宗務所   各種鬼瓦、龍瓦?   

 

妙心寺塔頭退蔵院    

 

方丈広縁に展示されてる国宝瓢鯰図!当然レプリカ?  

部屋の中に本物があったような気もしませんが・・・。この展示方法、違和感覚えますが・・・。

外国の方がお友達にガイドしていましたが、観覧料を徴収しての展示法としてはいかがか?(それともこれも禅の公案?)

広縁板戸  

同じく障子引手に刷り込まれたモミジ こちらに価値を感じましたが。。

庭園入口 

庭園入口開花前の枝垂桜  開花を想像して・・・。

左右の陰陽の庭   

羅漢石に東屋  つくばいと水琴窟  

聞き取りにくいのですが生です。https://www.youtube.com/watch?v=iSRKJGTiM84

丁度梅は見頃 

うえから見た手入れ中の余香園 

売店から待合  待合、ふじ棚から見た余香園   

園内脇墓所の中興開祖の塔所 

塔所の謂れ 読むと遺言により設けなかったが、遠諱法要の記念に建立したそうですが・・・。

この御霊屋は説明がありませんでした 

出口?に、

現役のようですが・・・、 花はみずきと書かれています 

 

寺内塔頭の様子    

               

外人専用の塔頭?       

北門から妙心寺抜けます。 

 

北門からすぐに竜安寺御陵道?そう、背後の山に五天皇御陵、予定しています。 

竜安寺参道商店街。お昼です、どこかで・・・、手打ちうどんの旗です。 

お店はお年の主人と同じ年配のおばーさん?、奥には息子さん?先客は年配の常連さん一人。

少しお腹にやさしい物でと、きつねうどん。

と、声がかかります”どちらから?””札幌です””元気ですね!”等々。

”俺に缶ビール””どうですか1杯!””いやー、頂きます””この唐揚げも少し”

こんなやり取り、出会いが好きです。。丁寧にお礼言って、なんだか気持ちは晴れ晴れ!

  

いくらも歩かないうちに竜安寺のようです。

 

竜安寺前の道路は外人さんで・・・。   

かなり登って三門、入ると鏡容池   

 

「竜安寺石庭の謎」の受け売り。この地は代々徳大寺家の地所、室町時代管領細川勝元が自身の京都での根拠地(いざとなったら砦機能)として、三方を山、前面に水面のここを、十年近くを弄して譲り受け?取敢えず竜安寺として、師事していた臨済宗妙心寺住持、義天玄承の基に開いた寺。

現在の竜安寺は当時寺の東脇に勝元の別宅として構えた所が、幾多の変遷を経て現在の竜安寺として今に至る?。故に禅寺にないはずの細川勝元の墓もここにあると!

こんな具合に謎かけされると、確認しないことには・・・。

 

確かにお寺の規模にしては広大な敷地です。そして外人さん、外人さん!  

鏡容池内の弁天島へ ここに過って三成の墓が?さらにも一つ幸村の墓??

まず謎その一、勅使門への階段が東へ振れている?   そのような・・・。

そして石庭油土塀の外側余裕の空き地。 

 

さて庫裏受付入口へ 

勅使門からの入口と東庭   本来これら全域が石庭だった?

おお何と!石庭見学者で足の踏み場も・・・、外人さんも沢山 

みんな!石庭4つの謎を考えながら?(なかなか空きません!)。わたしはパス。。

方丈三間   

そこに展示されてる一七九九刊行の「都林泉名勝図絵」 この絵では園内を人が散策?

西側広縁より石庭を この後方丈裏に蹲踞があるのですがこれはレプリカ、本物は別の所?

 

さて最大の興味、庭の方角、著者は南中していないと指摘?

わざわざ山で使われる制度のいいコンパス持参。ところが何度、どこをチェックしてもこの庭はまさにコンパスで南、だとすると真北(北斗星)からの真南はもっと西に触れて、著者の絵っこと反対!

なんだこの本お遊び?フィクション?オイオイです!

ではこの石の配置の謎解きもお遊びですか!! マ、楽しんだからイイカ!でもここまで創作する!!。

そうなると石の配置は・・・、意外に適当に配置したのかも?勝元が舌出してアカンベ!。

 

続いて御陵見学。途中のハナカイドウ? 関係者以外は立入禁止。 

続けて義天玄承、細川勝元・政元の墓はと・・・、オットここも関係者以外はです。 

諦めて・・・、と門扉に家紋二引兩(細川家)   

こちらが入口かと・・・。またまた関係者です。 手も足も出ない竜安寺でした、引き揚げ!。

 

桜苑    

西源院のゆどうふ!参考に価格表を 

 

  来週は桜でもっと混むんでしょう。

 

さてまだ時間は2時前、今日は御室仁和寺まで回れます、歩いて15,6分です。 

途中にあった長期、短期滞在型宿泊施設看板 ええ!マジです。

融雪剤?塩カルです。冬中あったのでしょうか・・・。 

桜咲くとこの二枚いい風情、京都です。  

長くなり過ぎたのでこの後はその3で!

コメント
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