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2015中国一人旅 扶蘇、蒙恬墓を訪ねて その4(五台山)

2015-06-09 16:22:56 | 旅行記

5月22日(金)快晴、気温20度前後、爽快!。

5:50起床、まずはゆっくりと・・・、ポットでお湯沸し、変圧器使って髭剃り(変圧器で昨夜デジカメのバッテリーは充電しています、バッテリーは予備を充電状態で携行)、洗面、お茶のパック作り、服装整え、パッキング、片づけ。

6:50退房、フロントへ、キーを渡し、部屋の点検連絡、で、押金清算。再見!

 

朝食を探しながら、駅方向へ。公園では何時ものように皆さんおもいおもい、でも太極拳グループはいません。と、広場で大舞台!バックの建物は政府(日本の市役所)?共産党!の建物。結構ボリュウムあげて、鼓舞?女性ばかりです。私達日常から見ると、ある意味不気味さが・・・。

 

こちらは本当に出勤前の時間を楽しんでいます。

 

牛肉削面、香草ガバット5元。

いつの間にかボールペンを一本なくしていたので学校前の文房具屋で2元。

 

バスがなかなか来ません、駅方向に歩いて・・・、オット三叉路、確か左から下りてきたかと??怪しいので手前に戻って、と、バスがやってきます(やはり左を上がっていきます)1.5元。

8時すぎ駅到着、切符売り場にはそれなりの行列(私は購入済み)、待合室に入っていきます。表示板では上下一日5本の列車のようです。

  

列車は始発、太原行です。チケット見せてどの辺かと訊くと、例によって指さし、そこでチケット見せるとまたアッチ!(失敗、チケットに指定座席入っています!訊くことなかった!!)。この旅唯一の汽車旅?、各駅停車始発では、私の箱には乗客も少なく?それなりに楽しみます。

      

大同から紫荊関への道筋、エセンハン率いる3万の騎馬軍団が駆け抜けた。。今はよく耕された一面の農地。

    

そして山の上へ上へと耕地が上がっています。

  

風の通り道なのか風力発電。

  

耕地の状態から見て農家もそれなり?小奇麗な家屋の様子。

 

 

10:35五台山、2時間弱の列車旅4元良いな~。ここからもそこそこの乗客。

  

五台山駅と駅前通り。

 

町は沙河鎮といいます。駅前、街の四辻、ここにも休止の再開発?

   

写っているバスの車掌?かに「五台山行か?」訊くとそうだと。一人おばさん乗って寝てる?、間もなく出るかと、近くで食事をするわけにもいかず、超市(雑貨屋?)でカップめんを(ちゃんと薬味を出し、お湯を入れて渡してくれます)、バスの脇で急いで食べます。

 

便所もと、駅やそこらを探しますが・・・、通りかかった地元の娘さんに訊くと、指さします(道路の奥?)。・・・、空き地でした。用を足してよく見渡すとそれらしき物、でも・・・。

 

いっこうにバスは発車しません、第一乗客がやってきません。そのうち車掌と話していたおばさん下ります、そんな雰囲気で私も、と、バスは移動、そこにまた五台山行のバスが入ってきて、ハイ、このバスが行きます的。。

そのころ気付きます、太原からの列車を待ってる!13時ごろ到着?列車以外の乗客も乗り込んできてほぼ満席、で出発!25元、写真は12:20状態。

 

 

五台山:世界文化遺産。中国4大仏教名山の一つ、文殊菩薩の聖地とも言われ(釈迦が修業したと言われる霊鷲山に似ているとも)。また清はチベット仏教の保護者を称した事と3代順治帝が実は死んだのでなくここ5台山の一寺に出家隠棲したともいわれ、ここをチベット仏教聖地とした。よって漢伝仏教、チベット仏教二つの聖地となる。

3代天台座主慈覚大師円仁は840年遣唐使として入唐後、ここ五台山に巡礼、法華経と密教の整合性を学び取る(天台宗では空海の請来した真言密教に対して天台密教の確立に迫られるが、空海が出し渋り難儀していた)。

以上の事から、かねてより、この地に立ってみたかった。

バスは五台山に入っていきます。登ってきた方向。

  

五台山への峠、奥に見えるのが五台の一つ東台2,795m望海寺(聡明文殊)。こうした峰が5つ名づけられて台懁を取り囲んでいます。

   

台懁入口のゲートに、乗客皆降りて、入場料?払います。中国世界遺産等ではこの手の入場料がよくあります。168元?私は老人票とパスポート出して言うとそのまま入れと、なにせ地元の政府?のタカリ的側面があり、今少し問題になってるようです。この手を知ると中国も・・・。

 

バスは台懁に入るとバスセンターでなく駐車場にでもなく、駐車場に面した旅館街の路地に入って到着!、と、旅館から客引き?。向かいの方はもう満員だと、写真右の中保賓館へ、世界遺産の中で70元なら良いでしょう、で、明日は、この地を感じるべく、中台へ登ろうと、2泊で。

     

このロールカーテンは老板の趣味でしょうか・・・(うるさい!)。

 

現在地が把握できません、次の移動もあるので、目星を付けていたバスセンターを確認すべく街を下って行きます。

 

このバスセンターまで30分近くも、ホテルは街外れ?

 

 

今日は台懁の中でチョイスした、顕通寺、菩薩頂を見ておこうと。

バスセンターからまた戻ります(白タクが盛んに声かけてきますが、歩きます!特にこういった所では不愉快になるだけ)。

 

五台山のシンボル?白いパゴダの裏が顕通寺だと(超市で地図訊いたのですが、没有!)。

    

 

顕通寺到着、ここの銅殿の金色に輝く様子が知られています、門票10元では老人を使うのも憚られます(入境料払ってないことだし)。

        

無量殿。梁も柱もなくすべて煉瓦、屋根は迫持で持たせて。

   

銅殿

        

銅製?緑錆は?塗装のような・・・、詮索は止めましょう!輝く御堂で好!

  

堂内の屋根工事を!日本の世界遺産内の修復工事とはコンセプトが違う?

 

 

霊鷲峰に相当する位置の菩薩頂へ。

顕通寺の後ろに見えるので、お寺の裏へ、ヱ?どこ?と言った感じで路地を進みます(中国ではよくある事)。

  

ト、水滸伝の魯智深の旧跡?経由。

  

山門到着!門票10元。大雄宝殿の文殊菩薩には、五台山全山にと100元喜捨(わきに居たお坊さん気が付いたのか礼拝に合わせてチンを入れてくれます)。

   

階段108段でした。寺内では読経の最中、ここには道観の天王さんにラマさん?みな一緒で仲良く・・・、これも中国の歴史です。ユーチューブで読経の声をhttps://www.youtube.com/watch?v=kWirBfCDncw

           

ちゃんと国道側に参道がありました(勝手にウロウロするなといったところ?)。時間は5時過ぎ、ちょうどいい時間。

 

ホテルに帰る途中、ラマの仏具屋さんをのぞいてみます。なかではラマ僧が何か仏具(仏像?)について交渉しています。

置いてるマニ車、前回買ったのはお土産チックでしたが、ここのは本物?ぽい。で、一つ、値段を訊くと40元。お土産値段でない様なのが気に入ってお買い上げ。。

宿に帰りながら回していると、いつの間にか後ろにいたラマがお経を教えてくれます。合わないでいると、紙を出せで、筆談。私が音を書きながら口ずさむと、いや違う漢字ではこう書くんだと「翁瑪呢巴美吽オンマニぺメフム」と書いて、再度合唱。

 

宿についてシャワー、宿は食堂もやっています。出て行くより、もうお近づきのここで。

ここのピータン豆腐のピータンはマズマズ、43元はやはり観光地値段?。2泊だと余裕があって楽です、明日は中台2,894mを単独登ろうと思います。

今日使ったお金:5+2+1.5+5+25+70*2+10+10+100+40+43=381.5元

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