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自由人の発信 おっさんの中国一人旅から国内旅。

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中国一人旅変じて熊野古道小辺路歩き 続々編

2014-10-29 14:22:59 | 旅行記

ブログ人からの引っ越し過程で文字数制限の為3部に分けています。

1日目はこちらからhttp://blog.goo.ne.jp/haishi4706/e/bb5a6811afeae6c37115e946b00c2ae0

6日目;4月30日 あさすぐ近くに雉です、盛んに鳴いて餌探し。どこかに・・・。

今日は天気が崩れるとお店の人に聞いていたのですが、今日にふさわしい日の出5:51

朝食はインスタントラーメン、行動中の水分は全てティ-パック(中国歩きと同じ)。

トイレも最高、洗面して、6:35出発、今日は丘歩きの3.5キロ。平岩口で国道を離れます。

上がった丘に三軒茶屋跡休憩所。ここで中辺路と合流。 

オオ、筍。。

九鬼ガ口関所?

熊野古道!!

寄り道展望台案内で来てみたのに・・・。

少し下ったここが展望台、本宮大社、大斎原の大鳥居が見えます。神々の地!(上から眺めていいのでしょうか・・・、マ イイカ!!)

本宮大社裏鳥居。そういえば太宰府天満宮の参拝も裏からいつも入っていたな~(裏に三郡山)。。

オオ!なんと塵を払うかのような雨粒、全てが天の采配。。お参りをと済ませたこの社?

済ませたと思ったらこの門。ここが本宮大社! 

神仏混交。。なんとスサノオノミコトが阿弥陀如来。。やはり真言密教の影響もあるそう、空海もきっと訪れたことでしょう。

檜皮屋根葺き替えの勧進をしましたが、檜皮に願文、名前を、書くようにと。「心願成就」を選びました。そう、まだ願うことあります。

 

本宮大社正面鳥居。に国道の様子。 

鳥居前にバスターミナル。10:40発車、湯ノ峰、川湯温泉経由。湯ノ峰から外国人バックパックペアさん、乱暴な英語?でどこからかと。スペインからで次の川湯温泉下車、温泉はしごしてるようです。そう揺れ動く国土だからこそ温泉大国、いい物はいくらでもある!。

サンチャゴの巡礼路を知ってるかと訊かれました。もちろん知ってると言うと喜んでいました。なんと調べると巡礼路で世界遺産になっているのはここ熊野古道との2箇所のみ?今度はスペインか!バロンも居るし。。

川湯温泉では機械で河原を掘ってほんとに湯船を作っていましたし、葦ずばりの湯船も何箇所か。

その後、熊野川に沿って12:00 JR新宮駅。雨が降ってるので今日は宿を(速玉YHはキャンセルなし)と、駅の観光案内所へ。「隣の那智勝浦に温泉旅館ありますよ」「イヤ、廉いホテルを紹介して」、で駅近くのホテル紀州4,000円。予約すると4時過ぎに開店?仕方なくザックかついでの移動。

ここ熊野には大社が他に2社、その一つ那智大社をと、案内に従いJRで那智駅へ移動。

 

駅前から那智大社へはバスで那智山下車。那智の黒石のお土産屋さんの前を。帰りに那智石のフクロウ、切り落とし石をお土産に、お店では実際に加工していました。本ものと紛い物は重さが違うそう(表示も底に張っています)。

行く先にビルまで見えて少し興ざめ! 

那智本宮大社での祝詞?ユーチューブです。http://www.youtube.com/watch?v=_fUm1Maqm6w

 

降りる時のこの景色が一番?現世ご利益が強いお宮さん?

少し下った所に那智の大滝。

オオ!と思いきや。。

このクレーンでは「心願成就」もお願いできません。稼働していない時はブームを下ろすくらいの配慮がほしい。

   

新宮に戻って丁度4時過ぎ、チェックインして、今晩の軍資金補給(どこでもATMでOK!)と町歩き。速玉大社は明日早朝です。

ここ新宮は幸徳秋水 大逆事件の関係者 大石誠之助ほかの出身地。この大逆事件も少し調べると怖いものがあります。決して過去の事ではないような・・・、今の関西に同じような臭いを嗅ぎますが、私だけ?。

 

だからでしょうか、この施設もありました。

なんだか趣のある所と思っていたら、この写真を撮っていた右の建物、西村記念館も一見価値ありでしたが、時間終了。

前葉正面建物の石垣の中にあった「聖水の井戸跡」

帰ってお風呂に入ってさて食事、宿のママさんお勧め、近くの居酒屋「祐」?へ。

まずはお通し、鯨の胃袋?珍味、美味。

通称亀のつめ、海の岩裂け目に生え?てるやつ。中身を吸い取るようにして。親父曰く、肝臓の薬だとか。。

これも美味。

バンドウの干物焼き。

バンドウの刺身。さて何でしょう??日本の食文化ですね。

そろそろ焼酎にしようかと、隣の人の焼酎見て、「これでいこうかな~」と言ってると、隣の人「飲みなさい!構わないから、」と、エ!ジャ一杯。そのうち隣の人帰りますが、「これ飲んでていいよ」と。後でママさんに同じ物入れてもらいました。が、そのせいか、おそらく安心して、残りを飲みきったと・・・。目覚めた朝はホテルの自室でした。ヤバ!!

7日目;5月1日 最終日、速玉神社をお参りして、6:58分鈍行で和歌山へ移動、和歌山城をみて関空へ。

6時にチェックアウトして速玉大社へ、途中の新宮城公園。

それにしてもいい天気!なんとも言えないお参りです。。

  

誰にも邪魔されず、「心願成就」。 

新宮城。ソウソウ、なぜかここにあの秦の始皇帝のために不老長寿を求めて旅立った徐福の名前がいたる所に。。

少し工夫してもいいと思った駅前看板。

駅でめはり寿司弁当買って、まずは紀伊田辺へ。昨日は雨でなければこの海岸線でサイト予定でしたが・・・、マ!イイカ。。

那智から紀伊勝浦を。

田辺で35分待ち。

買った夏みかん2個100円、でも一個はマアマア酸っぱかったが、もう一個はボケていました。

御坊で乗り換えて(乗り換える度に、運営会社が違う?、切符は通し券です)、見えるのは紀伊三井寺。

12:10和歌山駅と駅前通。 

和歌山城大手門。   

場内大楠木。   

裏坂から天守へ。ここの登り口にザックは置いて来ています、街中もずっと背負っていたんですから。。なぜってこの後南海に乗るので!で和歌山の町をザック背負って縦断してしまいます。

    

昭和の再建、天守登閣はパス。天守閣向かいにある本丸御殿跡にある施設。

そこからの和歌山城天守閣。でも良い再建です!!

二の丸跡。 

二の丸と西の丸を結ぶ御橋廊下、復元です。 

紅葉渓庭園。

資料館にあった石垣鳥瞰図。

今日はメーデー、お城の広場で集会があったようで、屋台が出ています。遅めの昼食でコロッケ2個、お稲荷さん、缶ビール。スタッフの人勘違いして、参加者と思ってる?。

1時間ほど早いのですが博物館も中途半端、足首は完治?ですが、左足親指はやられたよう、で、南海和歌山市駅へ。

Dscf3852

サザン号で泉佐野乗換え、田舎者なので特急券販売していないので駅員さんに訊くと、快速みたいなもん!紛らわしいな~。

おまけに、泉佐野では向かいのホームにすぐ入ってきたラピートは特急券が、と、やり過ごすと、今度は違うホームまで歩かされて。後で調べたら指定券は100円!

旅のおじさんは、土地の当たり前も判りません、そこらをよろしく。。

関空からのLCCも定刻?かで、機内で子供が飛行機が揺れるから怖いといって泣き叫ぶのには、可笑しくなりました(子供のほうが当たり前かも!)。

で今回の熊野古道の旅、有問題!可是没問題。で終了。

追記;足に合わない靴すぐさまお店にもって行き、足首広げるとか、皮を柔らかくするとかしてくれと。お店の人曰く「それは出来ない」と、では私は・・・、と(いやなおっさん演じてたよう)、でお店の人「返品は出来ないが、製品の交換はかまわない」で、違うメーカーでワンサイズアップした物に交換していただきました(もちろん追加料金の物)。有難うございました。。これで今秋の中国がだめな時は、南アルプスをトライしてみます。

そして、20数年間付き合ってくれた靴に感謝!また使えるようにと手入れして収納。

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中国一人旅変じて熊野古道小辺路歩き 続編

2014-10-29 14:18:40 | 旅行記

4日目;4月28日 朝は昨日の残していたご飯でお粥にソーセージ炒め。5時前には起きたのですが出発まで2時間近くかかります7:40。

登山口へ移動していると軽が留まって、「お客さん、部屋の鍵は?」「?・・・・」「泊まった方・・・」「人違いですね」「失礼!」

三浦口の吊り橋は・・・、バス停はあるのですが・・・、ここくさいのですが。

登山口とかいてますがどこ行けば!

くさい所を入って行くと、フム?車庫の向こうに吊橋のアンカー?

近づくとあります。

こちらを見ると県道からの降りてくる道、熊野古道?

つり橋の好きな人にはこたえられない?

対岸三浦のを上がっていると、先行者います。少しお話。。東京からで24年生まれ、民宿泊まりだと。今のご時世をお話ししては、前後して登ります。かれはメモを取ったり写真を撮ったり。初めての同行者?

三浦もこうして・・・、何かこの地に根付いた生活基盤がないものか。。

 

吉村家跡の防風林。

いい感じで高度を稼ぎます。

途中から新道に切り替わって、ですが道が落ち着いていないようです。この滑落かなり下まで。もう一度きたら、迂回の迂回です。

五百瀬の?

9:47三浦峠の休憩所、5ピッチ。同行者が待っててくれます、挨拶かわし彼は先行して行きました。ここには林道がきていて、車も居ました。早めの昼食は行動食としてバターロールを、これからのスタイルですね。

この先に便所がありました。

ここは普通の山のトイレ、でも手洗の水は用意しています。

峠を少し下った所で洗面。足首うまくカバーできてる、内出血もかなり吸収しています。。以後軽快に下っていきます。

      

途中から見えた今西の集落、まさに山に溶け込んでいます。残せないと日本もなくなる。。

   

一気に下って、西中の集落に入ります。

 

そう、私も羅臼の大きい鈴と豆粒鈴のダブルを下げて行動していましたが、他の人は付けていなかったよう(北海道と内地の違いか!)。

13:07西中口下山、ここ前後のバス停から14:00の村営バスが十津川温泉まであります。

昴の里の温泉、ゴールデン期間中は日帰り入浴は3時までとネットにあります。距離は8キロ、歩きでは温泉あきらめです、でもバスに乗ったのでは熊野古道が・・・。やはり温泉!気休めに歩けるだけ歩こうとロード開始。

     

懐かしい名前!そうこんな生保があったんです。

ロード1.5キロほどの川合神社(サイト候補地でした)、に前のトイレ、右道路わきの小屋は露天(梅干200円購入、でも料金箱?投入口は?)。この近くから足首が反応してきます、歩きたくないと!それに、下りでやはり左親指痛め始めたようです(テーピングしないと)。

 

13:50この天神橋渡ったバス停でロード切り上げますバスは14:05?。明日は果無越えあるので。。

   

バスに乗ってると、先行者が歩いていました、合図すると気付いていましたが・・・。

14:30には昴の里。なんと日帰り時間制限は3,4,5,6の日とか書いています。今日は4時まで?もっとも何時でもこの状態では無理でした。

サイト地として最高ですが、ここはここの施設のイベント会場。

私が選んだサイト地は、この写真真ん中の木の下。許可を問うとややこしくなるので、シラーと。

テント設営は少しでも遅くと、まずは温泉へ。ビールにワンカップ買って、さてテント設営。

 

目の前を遊具施設。。

風呂上りはビールで。

肴は炙りアマゴ。スカスカで何じゃといった感じ。

今日の夕食、お湯を注いでのドライピラフにお湯を注いでのトン汁。ここにきてスプーンが。

寝る前の用足し、歯磨きに、明日に備えて足湯です。何とか明日の果無越えも果たせそう。そう、何とかなるもの、何かの力といったら笑われるか。今日もいい夢で!

5日目;4月29日 5:30起床、朝食はバターロールで。テント撤収して6:20出発、出発前に・・・。やはりペーパー備え付け!中国では非常識です。足にはテーピングや絆創膏!

すぐ横のトンネルを通ります、県道トンネルがあるのでこれは旧道でしょう。

抜けたところで・・・、熊野古道は?車止めて尋ねると、左行って赤い橋を渡ると。ガイドもそうなっていますが2万5千では吊り橋様のものが左に・・・。写真で判ります?よく見るとあります。

ガイドブックが間違っています。ここに柳本橋、小辺路と。さて渡りますがこれまたゆれます、敷板は薄く・・・。渡り終えた所に若者が居ます、ここでサイトしたと。「向かいの河原にも居ますよ」、ここに来て少し賑やかになりそうです。

すぐに果無への登り口。

オオ!熊野古道!

天空の・・・、いいロケーション。この谷筋では峠越えしかないでしょう。写真左はずれたところに十津川温泉?あります。これからの日本、持てる物を使い込むことが大切・・・。

果無集落の軒先を、水のみ場もあり休ませてくれそう。ここまで来ると生活が成り立つのでしょうか、参詣道と一体といった雰囲気。

 

石楠花が満開、フジも満開。天気もよし!足ももてそう。。やって来たと言った感じ。

   

集落の上の尾根筋にあった天水田。先人は何を語っているのか・・・。

 

9:40果無観音堂、ここではハイカーも交えて十人近くの人が集合?

 

水もトイレもあります。

昨夜のサイト地から南紀、熊野の山々。

10:37果無峠7ピッチH=950m。

そう、登山口果無集落にあったのが三十番、ここは十七番、三十三観音がこの峠越えにはあります。熊野川沿いの道を設定できない時の十津川への往還道だった?

   

峠を下っていくと熊野川、来た!といった感じ。今日は写真真ん中の河原が予定サイト地。

造花でないのが新鮮!お守りの人が居ると言うこと。。

 

茶屋跡の老木杉、幾本もの幹を出しています。 

この2枚にはリスが写っている筈。 

14:00八木尾の登山口。 

あと1.3キロで道の駅。

道の駅奥熊野古道ほんぐう到着14:25。本宮まで行けますが、明日の朝参りです。それにこの先行くとサイト地が・・・。。

端っこにいい場所!今日のサイト地です。すぐ上に水飲みもあります。

サイト地から見た果無の山並み。熊野川は十津川の山々からこの広河原で一気に広がる。ここもそうですが、途中の河原も豪雨時の流出した土石でいっぱい、盛んに搬出してるようです。ある意味天の恵みなのですが、早く河道整備しないと。。

 

夕闇の中、右に我が家、駐車中の車はお泊り駐車、自炊していました。朝には休憩用の屋根のかかったコーナーや建物裏にくっ付いてテントが張られていましたし。フム・・、やはり常識の範囲があるのでは。。小辺路沿道にサイト地が欲しい!。

道の駅食堂は5時まで、早すぎるので夕食は予備食のドライガーリックライスで、そこで果物補給でイチゴ、野菜補給のほうれん草(半分をつまみのホウレン草炒め、残りをおひたしで)、ビールに日本酒2合ビン。

夕闇の中熊野川まで行って水の中に入ったのですが、冷たくて慌てて出ました。清清しい熊野の地。

6日目;4月30日 以降はまたまた続々編http://blog.goo.ne.jp/haishi4706/e/0260fb9104ad071ac2986ee8b74c71f8へ。。

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